INFINITY | ナノ


マツコ「あらっ、」
「なに」

カンペ【告知したい人が来てます】

「告知?」
「この時期だからドラマ組?」
「ありえるな。じゃあお呼びしましょうか。」




キャーーーーーー




「あーーーっ!遂に!」
『こんばんは』
「はい、ゲストは名字名前さんです」
『お願いします』
「キャーがアンタ以上じゃない」
「そうやねんな」
「だってさ、一応アンタは男でしょ?あの後ろの男共が言うなら分かるけど同性よ」
「凄いやろ、いつもやねん」
『いやいや。でもね、やっと呼んでくれた』
「出たいって言うてたもんな」
『そうやねん。なかなか呼んでくれへんかった』
「あのハゲ大好きなのに?」
『そう、さっき握手してくださいって』
「まぁ...おこがましい」
『安田も来て、横山も来て、丸山も来てんのに、私は呼ばれへんかったー。毎週欠かさず見てるのに。亀ちゃんも手越もさ、ニノも松岡くんも出てるのに』
「まあまあまあ」
『私さ、夜ふかし始まった当初から出してくれって信ちゃんに言ってもんね』
「言ってた。なかなかタイミングがな」
『そうやねんな』




あははははは



「名前とマツコはなんか親交があんねやろ?」
「ご飯行ったりね」
『そう、この間誘ってくれてんけど、仕事で行かれへんかってん』
「忙しいからなかなかね」


.
.
.



「名前から見て村上さんはどうなの?」
『どうなの?』
「一言で言うと」
『ガサツ』
「あらッ、前安田が来た時も言ってなかった?」
「ガサツか?」
『THEガサツやん』
「メンバーが言うんだから間違いないのよやっぱり」
『ガサツかゴリラかやんな』
「遂に人間を超えたわね」
「これは他のメンバーも言うてるやつやからね」
「じゃあ村上さんから見て、名前はどうなの?」
「おっさん」
「おっさん?」
「皆さんが見てる名前は女性らしい名前やと思うねん。でも楽屋ではおっさん丸出しやからな」
『そんなことないよ』
「どんなところが?」
「下着姿でウロチョロしたり、ビール飲んでプハー言うたり、口も悪いしな」
『する?かな』
「するやろ」
『それでもアイドルやってます』
「すばらしい!」
『ありがとうございます!名字名前頑張っております』
「なんやねんお前ら」
『なんやねんてなんやねん』
「遊んでるんだよ!」
『「ねえ」』
「やりづらいわー」
「今日は何?告知?」
『はい、えっと、関ジャニ∞総出演のドラマ【天秤】が放送されます。土曜10時からです。私と錦戸、大倉の三角関係を描いたドラマなんですけど、ドギマギしながら観てもらえる大人の恋愛ドラマになっています』
「あら、やらしい」
「やらしくはないけどな」
「村上さんもご出演になるんですか?」
「僕も、出ますよ。名前も大倉も亮も同じ職場やねんけど、その上司役で」
「ハクション大魔王が、上司役」
『結構ね、ハマり役なんですよ』
「でも主演ではないんでしょ?」
『まあ、主演は名前と亮と大倉のドラマ班やけど』
「安心しました」
「どういう意味やねん!」


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -