INFINITY | ナノ


関ジャニ∞8人集合
元気が出る夏休み



「自由でいいらしいですね」
「一応、ルールがあるみたいなんでね。ルールの中で自由にしてくれと」
「ルール読んでください」


≪≪旅のルール≫≫
@稚内から札幌まで旅をする
A移動の車(運転手付き)宿は準備している
B撮影許可は自分たちでとる


『え、それだけ?』
「やから自分たちの行きたいところ行っていいってことですよね」
「こっから自由ですよ」
「写真だけ撮っとく?」
「送って!」
『私にも送って!』
「横山くん、送って」
「横、ほんならそれ撮って送って」
「ええよ、こういうの慣れてるから俺」
『慣れてるん、すごいな』
「いやとか言うくだりもないねん」
『パシリ上等やん、裕ちゃん』

撮影は横山

「いくよ、はい、ちーず」
「めっちゃええ写真じゃない?」
『やっぱり裕ちゃんも入ろうや』
「一応撮っとかない?」
『さみしいやん』
「どうしたん、そんなこと普段いわえへんのに」
『関ジャニ∞は8人やねんもん』
「ほんまにいじめになっちゃうから」
『あははは、そうやん、いじめやんこれ』

一応全員で記念撮影


 12:50
宗谷岬



「じゃあ一気に札幌向かいますか!」
「あははははは!」
「でもアリやで、自由やねんから」
「飯とかは?大丈夫なんすか?」
「札幌行ってから食わへん?」
「「「「「「あはははは!」」」」」」」
『それもアリやんな、札幌までいっぱい寝て食べるねんラーメン』
「「「「「「あはははは!」」」」」」」
「でもさ、もうどんぶりの店とか見えてるよ」
「ちょっとフラフラしてみる?」
「流氷見たくない?」
「流氷この時期あるわけないじゃないですか」


真夏に流氷が見られる?


『え、この暑い時期に見られるん?』
「流氷みたい!」
「隆平みたい」
「イエーイ!」
「何それ(笑)」

とにかく向かってみる


「隆平みたい」
「イエーイ!」
『隆平みたことないな』
「イエーイ!って見てるやろ」
「「「「「「あははははは」」」」」」


とにかく明るい隆平


「速攻ビール飲めるわ」
『いいね、昼間っから飲みたいね』
「飲みたいね」


お土産を見る

「ヤス、最北端Tシャツあるで」
「欲しいねん」
「名前もいる?」
『えー、このロングスカートに合う?』
「合うよ」
「かわいいやん」
『じゃあ私も買う』
「何色?」
『黒』


車で海沿いへ


|大倉名字 丸山|
|安田村上 錦戸|
|渋谷   横山|

「じゃあここでひとつ、みんなやりたいこととか言っていけへん?」
「いいねー」
『いいねー』
「横山くんは?」
「俺バーベキューやりたい」
『おっ、恒例の』
「何かあると恒例の」
「火つけたいねん。節目節目にバーベキューしてきてるから」
「すばるくんは?」
「そうやなー」
「宗谷岬」
あははは
「なんやろな、やったことないことやりたいよな。せっかくやから。何か初体験を1個やりたいな」
「大倉ラーメンやろ?」
「ラーメン食べたい。後お寿司と、ジンギスカン食べたい。北海道グルメ堪能したい」
「温泉も入りたいな…」
「温泉いいですね」
「あれやってみたいけどな、ダーッと広い道をドライブみたいなん」
『めっちゃ気持ちよさそう』
「な」
「運転したくない?」
「名前は?」
『んー、なんやろ。みんなと楽しくできたらそれでええねんけどな』
「まあそれが1番やな」
『うん、なんか楽しいことしたい』
「ざっくりやな」
『うん、でもそれが1番したいことかな』
「亮ちゃんは?」
「みんながやりたいことできたらいいかな」
「めっちゃいい奴やん」
「あはははははは!」
『丸ちゃんは?』
「俺?なんか無意味なことをしたい」






近くの岬にたそがれに行く

『防波堤歩いてみる?』
「ドラマでね」
「あるよね」
「東京行くんだ言うてな」
「あははは!」

青春っぽく歩いてみる

「俺東京行くんだ」
『え、東京?』
「うん、就職決まってん」
『…そっか、離れ離れだね』
「「「「「「あははは!」」」」」」」
「降りられる?」
『手貸して』
「あいよ」

バーベキューに移動

「今日もともとは天気悪かったんすよね」
「えー、なんで天気がええんやろ」
「日ごろの行いがいいからだよ」
「え、誰だれだれ?何で天気がいいんですか?今日」
「君たちの日ごろの行いがいいからだよ」
「え、名前聞かせてください」
「マリンバンク」
『ぶっ、やっば』

マリンバンク?

『海の銀行やって』
「「「「「あははははは!」」」」」」」
「銀行ですか?」
『それやん、そこにあるやん』
「漁協や」
「魚を司っているよ」
「へー、魚を。僕ら今からバーベキュー行くんですけど、大丈夫ですかね?」
「君たち次第だよ」
「はい…」
「「「「「「あはははははは」」」」」」」
「明日の天気は大丈夫ですか?」
「わからない」
「…はい」
「「「「「「あははははは!」」」」」」
『marinebankじゃわからんわな』
「発音が良すぎて」
「「「「「あはははは!」」」」」
「好きな食べ物はなんですか?」
「いか」
「食うねや」
「「「「「「あははははは!」」」」」」」
『イカかわいそう(笑)司ってるのに』




 15:30
バーベキュー場



「じゃあ、関ジャニ夏休みに乾杯!」
「「「「「「かんぱーい!」」」」」」


『あっつ!』
「危ないで、火傷するで」
『それ先に言ってくれへん?』
「わかるやろ、俺いつも火つけてるやん」

『うーわ、ビールめっちゃおいしい』
「名前それ取って」
『はいよ』
「うわ、めっちゃうまい!」
『何食べてんの?』
「肉」
『うわ、めっちゃ脂』
「そこがうまいんやん」
『食べて』
「食べさせて」
『あーん』
「あーん」

『信ちゃん、私にも蟹ちょうだい』
「これ食べえや」
『食べかけやん』
「いつも食べかけでもなんでも食べるやろ」

「名前」
『ん?』
「おにぎり作って」
『おにぎり?鮭でいい?』
「あ、ええやん。鮭のええやつのおにぎり」
『はい』
「あー、めっちゃうまい」

「名前ビールいる?」
『うん、ありがとう』
「名前ホタテいる?」
『うん、ありがとう』
「名前肉いる?」
『うん、ありがとう』
「名前おにぎりいる?」
『いらん』

『あれ、座るとこなくなった』
「椅子は?」
『侯くんが荷物置きに使ってる』
「ここ座れ」
『じゃあ失礼して…ってなんか亮の膝濡れてる』
「あぁ、さっきビールこぼした」
『えー』

「名前ちゃん、ホタテ食べる?」
『さっきもらったよ』
「じゃあ俺食べるで?」
『ええよ』

「あれ…ホタテがなくなってる…ふふ」
「おいた?お前」
『ちゃんと置いた?』
「あれー?」
「置いてへんやろ」
「ホタテは自分で食べるから」
「このくだり錦戸さん頑張りや」

「あはははは、丸」
「はいはい、あれ?ホタテがない」
「「「「「あははははは!」」」」」」
『丸ちゃん置いてないんちゃう?』
「俺置いたで?今から置くよ、じゃあ。置くよ?」
「うん」

「「「「あははは」」」」
「丸、丸!」
「はいはい?あれ?ホタテがない」
「「「「「あはははは」」」」」」
『やっば、口パンパンやん』
「丸、剥けてるって」
「ありがとうありがとう」
「何さっきから勘違いして」
「さっきからループしている夢を見ているような」
『丸ちゃんボケてきたんちゃう?』
「嘘やん。置くで?」
「まじで無理やって、入れへん」
『あはははは!』
「丸!丸お前最近あの…」
「あれ?」
『どうしたん?』
「ホタテ置いたけどないで」
「何を言うてんねん」
「置いてたら残ってるって」
「じゃあ置くよ?」
「ペースが早なってきたな」
『あははははは』
「〇×?*$#〜!」
『あはははは、亮…あはははは』
「あははは!」
「あ!出てきた」
『あ!ちょっと、あかんて!亮!出したらあかんて!』
「あかんあかんあかんあかんあかん!」
「あれ、ホタテある」
「「「「「あははははは!」」」」」
「あー、面白かった」

『フリスビーやろうや』
「さっき草原の中入ってもうた」
『え、取ってきてよ』
「虫めっちゃ居る」
『大丈夫やろ、早く』
「名前取ってきて」
『私雑草のとこいったらかゆくなるねん』
「えー」

『亮、何してんの?』
「んー?」
『遊ばへんの?』
「お腹いっぱいで動かれへん」
『じゃあ私もゆっくりしよー』
「ええよ」
『あかん、眠くなってくる』
「寝てもええよ」
『うん、ちょっとだけ』
「じゃあ俺も」


今夜の宿へ向かう


 23:00
ホテル



「4時間半かかりましたね」
『かかったね』
「だいぶ遠かったよ」
「山2つくらい超えたよ」
「あんだけバーベキューやったのに4時間半たったら腹減るねんな」
「減るよ、ペコペコや」
『ちょっとすばる、焼酎とって』
「村上くん、これうまいわ」
「でも何とか無事ついたからね」
『裕ちゃん、氷とって』
「遠かったね」
「でもコレ着いたいうても札幌まで行くんやったら…」
「まだ半分」
『丸ちゃん、水とって』
「あ、ないわ。頼む?」
「真ん中やからね、今ね」
『ううん、ロックで大丈夫』
「だから明日また動かんと」
『これから揚げ誰の?食べていい?』
「ええよ」
「早いこと起きなあかんで」
「明日なにする?今日できなかったこと?」
『あ、これおいしいな』
「名前、水割りつくって」
『水ないねん』
「6時くらいに出発できるように?」
「朝早めに出て」
「露天風呂入りたいな」
『入りたい!』
「温泉ええやん」
「じゃあお疲れ様でしたということで乾杯して」
「一旦な」
「明日もよろしくおねがいします」
「明日もよろしくおねがいします」
『お願いしまーす!』
「「「「「いえーい!」」」」」



2日目へ


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -