INFINITY | ナノ




「あれ、ボディークリーム変えた?」
『わかるー?ヒロちゃんに新作のクリームもらってん』
「この間のやつよりも爽やかやな」
『そうやねん、甘ったるいの好きちゃうから、こっち系にしてん』
「そうや。この間な、俺化粧水変えてんけど、めっちゃええねん。教えてあげよう思って、サンプルもらってきた」
『へー、章ちゃん肌しっとりしてるのこれのおかげ?』
「わかる?」
『わかるー』
「後でメイク落とした時これ使ってみて?もしよかったら買ってくるわ」
『ほんまに?あ、これあげる』
「何?」
『ヒロちゃんにいっぱいサンプルもらってんけど、これ美容液。2種類あるねんて。しっとりタイプとさっぱりタイプ』
「保湿するにはしっとりタイプやんな」
『私もしっとりタイプもらった』
「あ、この美容液めっちゃいい匂いするやん」
『そうやねん、ヒロちゃんイチオシやねん。この間景子にもあげたで』



「また女子会始まったで」
「お前らテーブルの上広げんなや、焼きそば食べられへんやんけ」
『焼きそばなんか手で持って食べられるやろ。そんでな、この間雑誌の撮影した時に着たワンピースもらってんけど、章ちゃんも着れそうなやつやねん』
「えー、見てみたいな」
『あ、写メったんや。えっと…あ、これこれ」
「かわいいやん、これにジーンズとか」
『章ちゃん着る?』
「着ひんのやったらもらおうかな」
「何これ」
『ヒロちゃんからもらった美容液』
「えー、めっちゃいい匂いするやん」
『忠義もいる?サンプルいっぱいあるからあげるで』
「えー、いらん」
『なんやねんアンタ』
「美容液とか使わんもん」
『なんで話入ってきたん』


定期的に開催されます。


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