INFINITY | ナノ




piriririri...


『はい』


俺だけど


『はい?』


俺俺


『俺俺詐欺なら別を当たってください』


二宮です


『はい、名字です』


やだなぁ、わかってんじゃん


『ちゃんと二宮って表示されましたから』


えっ、俺二宮って入ってんの?


『うん、フルネーム。だって二宮やろ?』


まぁ松本じゃないことは間違いないけど


『それで二宮さん、ご用件は?』


ご飯どう?


『いつ?』





『只今バラエティの収録中なり』


何時頃終わんの?


『後2時間くらいかな、でも今大阪やで』


帰ってこないの?


『帰るけど』


じゃあ行けんじゃん


『まぁ、行けないことはないけどもれなくいろいろついてくるで』


黄色いのとか?


『緑、紫、黒も濃厚』


俺名前と2人でご飯行きたいんだけど


『それは今日は無理やね』


「誰?」


『ニノ』


「二宮くん、なんすか?」


『ご飯行こうって』


「いつ?」


『これ終わって東京戻ったら』


「誰と?」


『2人で』


「俺も行く」


『あかんて、ドラマやろ』


「村上くん!大倉!横山くん!東京戻ったら二宮くんがご飯行こうって!」


「ええよ!」


「まぁ別にええけど」


「ほな後で連絡するわ!」


えっ、呼んでないし...


『どんまい』





2人きりは難しい


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