綾部「あーあ、退屈だな」
吉村「こういう時は白鳥の事ばっか考えちゃうよな」
『ちょっとちょっと、こんなとこで何してるの』
綾部「誰だよお前」
『音楽教室の名字名前よ。もう下校時間なんだから早く帰りなさい』
綾部「うるせぇんだよブス！」
吉村「お前に言われたくねぇんだよどブス！」
綾部「ブス！」
吉村「ブス！お前が帰れ！」
白鳥「先生に帰れなんてダメだよ」
「「しっ、白鳥！」」
吉村「早く帰れよブス！」
白鳥「ちょっと先生を虐めないでよ」
綾部「だってこのブスがよぉ！」
「音楽室は騒ぐとこじゃないぞ」
綾部「誰だよお前」
「私はこの学校の音楽教師、大倉だ」
綾部「先公が何の用だよ」
「音楽室は遊び場じゃない。騒ぐなら出て行け」
綾部「うるせぇな」
『ありがとうございます、大倉先生。助けてくださって』
「うるせんだよブス！別にお前を助けたわけじゃねんだよ」
『うっ...』
白鳥「ありがとうございます大倉先生...大倉先生！」
「...彼女が学園のマドンナ、白鳥美麗か...こんな可愛い子関西には居らんな...横のブスと比べてもスタイルも大違いだ...あぁ...」
白鳥「大倉先生！」
「俺と付き合ってくれ」
白鳥「えっ」
綾部「教師が何バカな事言ってんだよ」
『そうですよ、教育委員会で問題になります！』
「黙ってろブス！」
『あっ、』
「そうだ白鳥、ピアノを弾いてみろ」
白鳥「私ピアノなんて弾けません！」
『大倉先生、ピアノなら私が』
「うっさいブス！口ん中に鍵盤打っ込むぞお前」
『鍵盤っ...』
綾部「言い過ぎだろ...」
「さぁ、白鳥。おい、どかんかいコラ」
綾部「おいチンピラが居たぞチンピラが！」
〜♪♪
「素晴らしい。さぁ、白鳥次はドラムだ」
白鳥「私ドラムもやったことありません！」
『大倉先生、ドラムなら私が』
「ええとこで喋りかけんなオイ！空気読めよお前！いつもいいとこ持って行きやがってしばくぞコラ！」
『えっ』
綾部「完全に関西弁だよ！」
「心までブスかお前」
「「うわっ」」
『...』
「さぁ、叩いてみろ」
綾部「口悪いなあの先生」
「思ったまま叩いてみろ」
〜♪♪
「かわいっ」
綾部「あれがかわいい？」
吉村「あの大胆なドラムが？」
「白鳥、俺だけの楽器になってくれ！」
バシッバシッバシッ
白鳥「いやっ、やめて！やめっやめて！」
「いい音すんな！」
綾部「先生！先生！落ち着いて！先生冷静になって！ほらドラム座って！」
「えっ、」
〜♪♪
綾部「落ち着いた？先生！」
「やっぱりお前がいい！」
白鳥「きゃー！やめて先生！」
綾部「先生！落ちいて！」
『大倉先生！やめてください！』
「黙っとれブス！」
『私が、代わりに先生の楽器になります！』
「お前みたいなブスが白鳥の代わりになんかなるかブス！」
『おい、ちょっ来い』
綾部「何だ何だ！？」
吉村「おい、何か始まるぞ」
『さっきから何や、人のことブスブスうるさいんじゃボケ。なめとんのかコラ！』
「へっ」
吉村「おいおい、名字先生も口悪いぞ」
「ブスにブス言うて何が悪いじゃブス！」
綾部「凄いぞこれ！」
『ブスブス言うてんちゃうぞコラ！お前らまとめてしばき倒すぞドアホ！』
綾部「先生、先生落ち着いて！」
吉村「ほら、ドラム座って」
綾部「先生もこれで落ち着いて！」
『えっ、叩くの？』
〜♪♪
綾部「めっちゃうまい」
「「「「あはははは！」」」」
∞∞∞
綾部「関ジャニ∞大倉忠義さんと名字名前さんに来ていただきました！」
『ありがとうございます』
吉村「ドラム出来るんですね名字さん」
『忠義の真似てよくやってるんです』
綾部「どうでした？コントは」
『いや、むっちゃ楽しかったです。大好きなんですこれ』
吉村「ありがとうございます」
綾部「大倉さん」
「いや、心苦しかったですよ、名前にブスとか言うの」
綾部「名字さん大倉さんに言われた後『あっ...』っていってましたもんね」
『忠義に言われたことないから』
吉村「どっちかというとテレビとかで見てると好き好きって行く方ですもんね」
「名前にはそうですね。好きなんで」
綾部「その割には結構キツイ関西弁言ってましたよ」
「あはははは！」
綾部「名字さんもね、最後。関西弁同士は迫力ありますね。」
『なんかね、忠義に言われ慣れてないからイラッときちゃいましたね』
綾部「あの関西弁は台本に無かったところですからね」
『忠義「へっ」って言うてたよね』
「びっくりしてん、まさかと思って」
吉村「大丈夫ですか、好感度とか」
『へっちゃらです』
「「「「あはははは！」」」」