INFINITY | ナノ





『りょー』


「なにー?」


『パソコン壊れた』


「は?買ったばっかりやん」


『動かへんねん』




1ヶ月くらい前に買い替えたパソコン。機械大好き亮くんに選んでもらったパソコン。どうせ買うなら最新式やなと選んだパソコン。

マウス動かしても動かへん。

昨日は動いたのになー。
マウス動かないなー。




「ほんまに壊れたん?」


『わからへん。叩いたら直るかな?』


「アホか、もっと壊れるやろ」




ノートパソコンやからタッチパッド?で動かしたらええんやけど、使いづらくて嫌いやねん。



『亮みてー』


「今忙しいねん」




亮は何やら携帯の修理をするらしくて分解してる。



『りょーちゃーん』


「んー」


『ぱそこーーん』


「後で」


『叩くで』


「あかんて!」


『りょーーーん』


「あーもー!わかったから退け」


『マウス動かへん』











「...周り見たんか」


『周りって?』


「このマウスいつからワイヤレスになってん」


『???』


「USB繋がってへんから動かんねんアホ」


『あれ、ホンマや』


「機械音痴」


『好きで機械音痴やってんのとちゃうねんで』


「もうここまで来たら機械音痴のレベルちゃうか」


『あー、良かった。亮が機械オタクで』


「機械オタクやなくても分かるけどなそんくらい」


『そんなこと言わんと、ありがとう亮ちゃん。ちゅーしたげるわ』


「えっちの方がええな」


『あー、お腹すいたな』


「名前ちゃーん、えっちしよー」




機械音痴
(アホ言うたの訂正しなさい)
(アホやん、初歩的すぎるミスやで)
(1ヶ月えっち禁止)
(嘘嘘嘘!名前ちゃん頭ええなー!誰も気づかんUSB繋がなあかんなんて!)



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