「まぁ汚かったな」
「あれ夜やってんな、レッスン終わってどっくん家行った時に、ごめん!お兄ちゃん起きたら怒られるから静かに入ってや言うて、あかんあかん、足跡たてたらあかんで!言うて。静かにはいらされてまず、部屋開けたらぶわー散らかってんねん。本や靴があって、これ座られへんな!ちょっと待ってな!ぶわーん蹴ってここ座って!って」
「ワイルドやな」
「布団の横に靴あんねんで」
「おっきい声で喋ったら、あかんで!お兄ちゃん怒られるって!」
「お兄ちゃん怖かってんもん!」
「名前もよう亮ん家行ってたやん」
『行ってたね。でも私亮の部屋は汚くて入らへん』
「そう、こいついつもお兄ちゃんの部屋とかリビングに居ってん」
「お兄ちゃんの部屋!?」
「そう。んでただいまって帰るやん、リビングでオトンと2人で飯食うてたときはビックリした」
「もう錦戸さんやん」
「俺もあったわ、家帰ったら弟とゲームしててん」
「もうどこん家の子かわからんな」
「名前は他にも実家行った事あるの?」
『みんなあるよ』
「名前とりあえず誰かん家に居ったもんな」
『お兄家に居らん時は1人で家に居っても仕方ないやん。すばると裕ちゃんと毎日どっか遊び行っててんもん』
「不良やった律くんも去年結婚してね」
「丁度去年の今頃やね」
「横山くん大号泣やったね」
「いや、感動するもんやね」
「顔ぐちゃぐちゃやったもんな」
『すばるは披露宴でワインガバガバのんで酔っ払ってたやん』
「なんかね、変な気持ちになったんですよ、色んなものが込み上げてきてね。それでワインが進む進む」
「兄弟みたいなもんやからな」
『なんか...ありがとう』