INFINITY | ナノ


「すばるイライラしてんねん」


「もうね、許せないんですよ。悶々としたものがね、いいですか。せーの!」



HAPPYBIRTHDAY TO YOU〜
HAPPYBIRTHDAY TO YOU〜
HAPPYBIRTHDAY DEAR 亮ちゃん
HAPPYBIRTHDAY TO YOU〜



「「「「「おめでとう!」」」」」


「ありがとうございます!」


「ちょっと当日からは日にち経ってしまいましたけど」


「ろうそく多なったな」


「亮ちゃんなんちゃいですか」


「29歳です」


「HAPPYBIRTHDAY TO YOU〜」


「横山裕〜」


『横山裕〜いえーい』


「横山裕〜いえーい」


『いえーい』


「いえーい」


「当日は2人でお祝いしたん?」


『しました!』


「2人とも今忙しいから時間合わなかったんちゃう」


『そうやねんけど、0時には一緒に居れたからお酒呑んでプレゼント渡して』


「帰ったらテーブルの上むっちゃ豪華やってん」


「作ったん?」


『作ったよ』


「そん時にな、ええ雰囲気になるやん。おめでとうして貰ってプレゼント開けようと思ったらさ、電話かかってきてん」


「はははは!」


「ムードぶち壊されたんやな」


「そうやねん、レコメン!」


「そんなつもり無かってんで」


「あ、明日亮ちゃんの誕生日やなって冒頭で言うてん」


「名前と一緒ちゃう?言うててんけど、そういや名前泊まりで居らんて聞いてたから1人なんちゃう?言うて」


『仕事延期になってん』


「空気読もうや」


「知らんかってんもん」


「ごめんごめん!言うてな」


「亮お預けくらってたから機嫌悪くて、すぐ切んねん」


「プレゼントは何貰ったん?」


「今年はサーフボード貰った」


『そう、2人でサーフィンは今年行かれへんかったから来年はこれで海行こうねっていう』


「ええやん」


「なんかええなー」


「それはDVD特典とかにしてもええの?」


キャーーーー!


『いやや!プライベートやん!』


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