『うえっ!ほんまに!?』
「びっくりしたー」
「なんやねんな大きい声出して」
『おめでとう!』
「誰と電話してんねやろ」
「さぁ」
「りっくん」
「律になんでおめでとうやねん」
『みんなみんな、璃子ちゃん妊娠したんやて!4ヶ月!』
「「「えっ!?」」」
「ほんまか!?」
「どっちや!おとこ?おんな?」
「まだわからんやろ4ヶ月なんやから」
「りっくんおめでとう!」
「おめでとう!」
「おめでとう!」
「律、やったな!」
「ようやった!おめでとう!」
「おめでとう律!」
「りっくんおめでとう!」
『璃子ちゃん大変なんやから助けてあげなあかんで、うん、うん、璃子ちゃんにもおめでとう言うといてね。うん、じゃあねー』
「律がおとんなんて想像出来へんな」
「璃子ちゃんしっかりしとるから大丈夫やろ」
『ベビーベッドと...』
「ベビーカーも必要やろ」
「チャイルドシートとか」
「ゆりかごみたいなんも必要やんな」
「頭の上でクルクル回るのも必要?」
『メリーね』
「後は?後は?」
「服?」
「どんなんがええんやろ、全然わからへん!」
「まだ4ヶ月やで、早いやろ。でてくるまで後半年あんねんで。あかん、この人ら聞いてへん」
「りっくんでこんなんやったら名前の時大変やな」
お兄ちゃんの電話
(亮!今度の休みベビー用品見に行くで!)
(必要なもん調べとくわ)
(楽しみー!)