INFINITY | ナノ




※HeySayJumpの山田くん出てきます。でも管理人あまり彼のこと知りません。ファンの方ご了承ください。




「はい、OKでーす!15分休憩にしまーす」



ドラマ「SECRET LOVE」(※Wikipedia参照)の撮影中、休憩の声がかかる。まさか8歳も離れてる子と、しかも身内の涼介と恋愛モノやるなんて思ってもなかったな。


山「この間さ、事務所で横山くんに会ったんだけどどっくんにシバかれるで。気いつけや〜って言われたんだけど...俺シバかれんの?」

『そんな事言われたん?そんなビビらんでも大丈夫やて。気にせんでもええよ』

山「ならいいんだけどさ......あ」

『どした?あ.......何してんの』

「おん、ちょっと近く来たから差し入れ」



涼介が向く方に顔を向けるとドアの縁に手を置いて今日OFFだったはずの亮が立っていた。みた瞬間から涼介の顔が引きつってるけど...私の好きなチョコレートの袋を「ほら」と渡されると涼介の肩に腕を回して座った。


「山田くんよぉ、頑張ってるか?」

山「あぁ...あっ、はい」

「そうかそうか」

『今日OFFやなかったん?』

「次のシーンで終わりなんやろ?迎え来た」

『誰に聞いたん?』

「監督。ラストフレンズの時の監督やろ?さっき会うたから挨拶したら見ていけばー?って」

山「え...もしかして次のシーン見ていきます?」

「なんやねん、今見ていく言うたやろ。あかんのか」

山「あ...いや、そうゆうわけじゃ...」

「名字さん山田さんお願いします」

『亮ここで大人しくしとって』

「なんで?」

『ええから。ここに居って』




甲斐「なんで錦戸いんの?」

『近くまで来たから迎えに来たんやて。ベッドシーンあるよって昨日言うたのに』

甲斐「...確信犯だなあいつ」




「はい、じゃあキスしながらベッドに倒れて馬乗りなって顔首に埋めていきまーす」


上半身裸でシーツに包まりベッドに横たわっていると同じく上半身裸の涼介が浮かない顔をして跨ってきた。


山「監督絶対ワザと言ってるよあれ。ってか視線が痛い...」


目の前にいる涼介からスタジオのドアの方に向けると亮が眉間に皺を寄せて腕を組んで仁王立ちでたっていた。


撮影が何とか終わって涼介と楽屋に戻ると亮がソファーに座ってて、涼介を見るなり「お疲れさんお疲れさん」と口元だけ笑ってるのがわかる。


山「...なんか怖い」

『涼介、ごめん』

「何こそこそしとんじゃ。お前は何NG連発してんねん!」

バシッ

山「ごめんなさい!」

「キスする回数増えるやんけ!」

バシッ

山「はい、ごめんなさい!」

「いい加減にせんとシバきまわすぞコラ!」

バシッ

山「痛っ、もうシバいてる!」

「誰に許可得てキスしとんねん!」

山「...じっ事務所?」

「俺に許可えてからやろどアホ!」

バシッ

山「痛い痛いですって!名前ちゃん助けて!」

「何が名前ちゃんじゃ、さんやろ!おまっちょっ待て!敬語使え敬語を!」

バシッ

山「いたっ!名前ちゃんがいいって!」

「俺が許さん」

バシッ

山「名前ちゃん!」

「名前にキスできて浮かれてんとちゃうぞコラ!さんつけろ!」

バシッ

山「名前さーーーーーーん!」



キスと罰
(なにしてんのアレ)
(知らん、甲斐くん帰ろ)
(ちょっ、名前待って!)



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