piririri
piririri
ピーンポーン
ピーンポーン
ドンドンドン
ガチャッ
甲斐「おい!名前お前いつまで寝てんだ起きろ!」
バサッ
甲斐「あ...」
『ん〜.........あ』
「名前もうちょ.........あ」
今の状況を説明いたします。
昨日亮と二人で家呑み→ベッドになだれ込み大人の行為に及び→そのまま二人とも爆睡→迎えの時間になっても反応のない→合鍵で甲斐くんが起こしにくる→布団を1枚めくる→私と亮がシーツに包まって裸で寝てる→あ......
Do you understand?
甲斐「錦戸お前なにしてんだよ」
甲斐くんにまだ私と亮が付き合ってること言ってません。タイミング逃しただけやで。ってかそうや、甲斐くん合鍵持ってるんやった...
『あれ、言うてなかったっけ...付き合うてる...っ...て』
甲斐「聞いてねえよ」
「メンバーもヒロちゃんも他のマネージャーも知ってるから伝わってるかな〜て」
だから関ジャニ∞チーフマネージャーだし、名前の専属やってるわけだし、甲斐くんにも伝わるかな〜って...
『そうそう!』
甲斐「はぁ...まぁいいや。お前らバレたら大変だぞ」
『その際はご迷惑おかけします』
甲斐「社長には黙っててやるから早く支度しろ」
『「はいっ』」
関ジャニの仕事で同じ所に向かう為、後部座席に並んで座る。シーンとする車内で前で運転する甲斐くんの口が開いた。
甲斐「別に反対はしねぇよ。自由だからさ」
『甲斐くん...』
甲斐「でもバレたときは覚悟しとけよ」
『甲斐くん好きやー!』
甲斐「バカ!運転中なんだから危ねえだろ!」
「甲斐くんには絶対反対されると思ってたわ」
甲斐「別に恋愛禁止なわけじゃねえし」
『甲斐くんチーフやのに大丈夫なん?』
甲斐「心配すんな。それが俺の仕事だ」
「甲斐くんかっこいっ」
『甲斐くんが神々しくみえる』
「拝んどこか」
『うん』
甲斐「...お前ら別れさすのなんか簡単なんだぞ」
「甲斐くんやて名前と付きおうてたんやろ」
甲斐「お前言ったのか」
『別に隠してたわけちゃうやん』
甲斐「いいか、撮られんなよ。お前ら2人が一番スキャンダル多いんだから」
『「はーい』」
寝坊した朝
(ってか何で別れたん?)
(んー?亮の事好きになったから)
(......えっ!?)