INFINITY | ナノ





『しーんちゃん』

「んー?うおっ!」


何やらみんな出払ってふたりしかいない楽屋で雑誌を読んでいると後ろから首元に抱きついてきたうちのお嬢さん。


『しんちゃーん、present for you!(ちゅっ)happybirthday!』

「誕生日プレゼントほっぺにチューってどうゆうことやねん」

『不満?口にしよか?』

「亮にシバかれるで」

『んふふっ、はいプレゼント』

「おお、何?」

『開けてみる?』

「サイン入りやんけ!」

『凄いやろ〜去年のアジアカップで優勝したときに着てた香川真司サイン入りユニフォーム』

「どうしたんこれ」

『私お友達やねん』

「誰と?」

『真司』

「はぁ!?」

『誕生日プレゼントにするから何かちょーだいって言うたらこれくれた』

「お前の人脈ほんまになんなん」

『んふふっ』

「ってかお前こんな貴重なもんちょうだい言うて貰ってええんか」

『名字名前グッズ送ったから大丈夫』

「そんなんでこれくれたんか?」

『おい、失礼やぞ。喜んでくれたけど』

「いやっでもほんまにありがとう!お礼にちゅーしたるわ」

『亮に怒られんで』



M birthday!
(どこで知り合ったん?)
(ん?ゆうとが紹介してくれてん)
(ゆうと?)
(長友佑都)
(お前ほんまに何者や)


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