短すぎるのとか、くだらないのとか、思いつきのネタ置き場。ここから小説になったりもします。



◎11/12 カク

愛してる、なんて簡単には言えんし、簡単には言いたくないんじゃ。けど、この今にも口から飛び出してしまいそうな気持ちは、伝えたくてしょうがい。こんなわしを、彼女は、ふがいない男だと思うんじゃろうか。

       



◎11/01 エース

「エース、しりとりしよ!好き!」
「俺も!」
「好き!」
「俺も!」
「好き!」
「俺も!」

笑顔=エース

       



◎10/23 カイ

「カイ…」
「話しかけないでくれ」
「ごめん」
「どっか行ってくれよ!」「うん、ごめん」

カイにこんなに泣いてもらえるなら、私も大西洋に沈みたかった。今だけは、ミハルって子が憎い。私のほうがずっとずっとカイを知ってるのに。

       



◎10/01 フランキー

お前と別れることはしょうがねぇと思える。

だが、だがよ。

体の弱ぇお前が、また風邪でもひいてやしねぇかと思うとやりきれねぇ。

       



◎08/22 ダズ

「お前か」
「よく分かったね」
「お前だけは、すぐに分かる」
「ほんと?嬉しい」

いつもいきなり抱きついてくるから間違ってスパスパしてしまわないよう、足音とか気配で"お前"だけは判別できるようになったダズさん。

       



◎08/22 エース

「ねえ、エースは自然発火しないの?」
「は?」
「は?」

       



◎08/20 カク

「刺されてしもうた」

他人事みたいにカクが言った。刺されたのはカクなのに、他の誰かのことを心配するみたいにぼんやり言った。

「ねえ、大丈夫?」

他人事みたいに私も言った。刺されたのは、目の前に居るカクなのに、他の人を心配するみたいにぼんやり言った。

「おぬしは痛みなんぞ知らなくていいんじゃ」
「もう、」

充分痛いよ。
       



◎03/01 キッド

どくんどくんどくん。今までにないくらいに左胸がはやく大きく痛いくらいに暴れる。心臓が全身に血を送り出すのが分かるような、そんな錯覚さえしてしまう。
「どうした、具合でも悪ぃのか」
「全然、大丈夫!気に、しないで!」
「本当かよ」
君に出会うまでは知らなかった。私の心臓もちゃんと動いてるんだなってこと。
       



◎02/28 エネル

私は本当に貴方が好きだった。好きで好きで好きで、それでも足りないくらいに好きで好きで好きだった。
じゃあ私達はどうして別れちゃうんだろうね?理由なんて考えるだけムダね、分かってる。そういう運命だった、ただそれだけなんだからしかたないじゃないの、ねえ。私だってこんな運命不本意だけどしかたないの。ただ、どこかに居るだろうあんた。こんな運命をつくってくれた神様とか呼ばれてるあんた、つい昨日まで私とキスをしてたあんた。

「クソくらえ」
       





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