気まぐれに思いついたSSのせてみるページ

あったかも知れない世界
※剣城兄弟設定が一期二期まぜこぜ(基盤は一期)
※当然のように捏造有
※優一さんと二期一さんが双子
※二期一さんの名前は「剣城優司」
※優一さんがお兄ちゃん、優司さんは弟
漫画にしたかったんだけど画力のなさと話がまとまらなくてこっちに箇条書き。

*あったかも知れない世界
※優司目線
「ゆうじにいちゃん風邪ひいたの?」
弟の京介が心配そうな顔で覗きこむ。
「あ!京介!優司に近寄ったら風邪うつるって言っただろ!」
そこに優一が来て俺と京介を引き離しにかかる。
「ゆーいちはきょーすけのおかんか…ゲホゲホ」
俺は熱と鼻詰まりのせいで舌っ足らずなしゃべり方しか出来てない…気がする。
「優司も優司だよ…なんで夏風邪なんかひくの…」
優一のいつもより涼しげな視線を向けられて、俺は怠い身体に鞭打って寝返りでその視線から逃げてみた。
「京介?優司みたいに夏に風邪ひくやつはバカなんだよー?」
「ゆうじにいちゃんばかなの?」
背後でそんな会話を繰り広げられて俺は飛び起きた。
「おれはバカじゃねーぞ?!ゥゲッホゲホッ」
「お前やっぱりバカだろ優司」
優一と京介に笑われていると母さんの声が下の階から聞こえてきた。
「優一!京介!風邪うつるから外で遊びなさい?」
「「はーい!」」
「よし!じゃあ外でサッカーしようか京介?」
「やる!サッカーやる!!」
「おれもサッカーしたい…」
「めっ!ゆうじにいちゃんねてなきゃだめ!」
優一の提案にはキラキラした目で答え、俺には丸い目で睨み付けるようにそう京介に言われれば俺は従うしかない。
大人しくベッドに戻った俺に、優一は満足そうに笑い、京介は先ほどの厳しい顔からちょっと心配そうな顔になっていた。
「ゆうじにいちゃん、早く風邪治してサッカーしようね?」
「そうだよ優司お前がいないと調子狂うからね」
優一と京介にそう言われ、先ほど叫んだせいで喉が痛い俺は親指を立ててニカッっと笑ってやると二人は安心したように笑って部屋を出ていった。
下の階からバタバタと音が聞こえて、少しすると静かになった。

二人がいなくなってから母さんがお粥と薬を持ってきたのでそれを食べてベッドで大人しくしてると、薬のおかげか少しうとうとしはじめる。
そんな時、突然両足が折れるんじゃないかってくらいの激痛が走った。
「ぅっああぁっ!かっ母さん!母さん!!」
思わず下の階にいるはずの母さんを呼んだが、母さんが聞き付けて部屋に来るまでにその痛みは引いていて何が起きたのか母さんと二人で首を捻っていたところで、下の階の電話がなった。
母さんが俺の頭をひと撫でしてから電話に出るために降りていったのを見送って数分。

優一が足を怪我して病院に運ばれたと知らされた。




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