※会話文のみ






『みんな見て見て!レヴィの写真集作ってみたの!』


ごふぁっ!


「キャーーーーー!!ボスが吐血したわーーー!!!」


「ゔお゙ぉい…なまえ、なんて破壊力ある言葉をサラリと…。」


「つーか写真集とか作ってんじゃねぇよ。キモ過ぎ。」


『ちょっとベル!レヴィに失礼じゃない!』


「なまえセンパイに言ったんだと思いますー。」


「というかちょっと待て……俺の写真集だと?」


『そう!普段どんなに頑張っていても、全く日の当たらない不憫で可哀相なレヴィのために写真集作ったの!これでレヴィもみんなから認められる存在になれるよ!』


「…なんだか…素直に喜べんぞ…。」


「ドカスが…。そんなもの作ってる暇があったら書類を期限内に出しやがれ…!」


「ちょっとボス!(心の)傷が深いんだからまだ大人しくしてて!」


『ねぇねぇ中みたい?見てみたい?』


「なんでそんなワクワクしてるんですか…。そして別に見たくありませーん。」


『もうっフランったらそんなに急かさないでよ!すぐ見せてあげるから!』


「あれ、ミーさっきなんて言いましたっけ?」


「カエル、少し黙っとけよっ。」


「ゲロッ。」


『ふふふ、ではまず記念すべき一ページ目ね!』


「(ものすごく嫌な予感がするぜぇ…。一応剣付けとくか…。)」


『なんと!セミヌー「ザンナ・ディ・スクアーロォォォ!!!!」


「…俺…初めてスクアーロに感謝したわ。」


「不本意ながらミーもですー。」


『ちょっとなにするのさ!レヴィが粉々じゃない!』


「それはこっちの台詞だぁ!一ページ目から強烈なもん見せんじゃねぇ!」


「それにしてもレヴィったら、いつの間に撮られてたの?」


「それが……全く覚えてないのだ。」


「なまえに盗撮されるようならまだまだだな、しししっ。」


「まーこれであの核爆弾並の兵器は粉々に………センパイ、何持ってるんですかー?」


『レヴィ写真集パート2!!』


「なんっだとぉぉ!?」


『残念だったね…。これはもう何万部と発行されているのだよ…。ヴァリアークオリティなめないでほしいね。』


「変なトコで使うなよ。」


『そして在庫は全てボスの部屋に…!!』


――バンッ!
――――ダダダダダダ…


「あんなに全力疾走なボス…久しぶりに見たわ…。」


「ボス…そんなに俺の写真集を…!」


「違うと思うぞぉ。」


―――ドドドドド

ボッチョーロ・ディ・フィアンマァァ!!!

――――ドドドドドドンッ


「ボスがご乱心だ!」


「屋敷が目茶苦茶になっちゃうわぁ!」


「あのクソボス、全部無かったことにするつもりだぁ!!」


「おいフラン、幻術でボスに写真集見えないようにしてこいよ。」


「ボスにはなかなか幻術効かないんですよねー。」


『超直感ってやつだね!』


「ゔお゙いなまえ!てめぇがそもそもの原因なんだからなんとかして来い!!」


『えぇー!?やだやだ死にたくないもん!』


「そんなこと言ってる場合じゃあ…!!」


「………静かになったぞ…。」


「…と、とりあえず行ってみましょうか。」







「ボスー?どこー?」


「返事しませんねー。」


『…写真集全部に穴空いてるよ…。』


「徹底的にやったのね、ボスったら。」


「ぬうっ!いたぞ、ボスだ!」


「ゔお゙ぉ゙おい!!待て!ありゃあ……。」


「か、顔に…!」


「ボスの顔に写真集が…!」


「しかも一ページ目ですねー。」


『なーんだ。ボスも読みたかったんじゃん。』


「どうしたらそんな発想に繋がるわけ?王子理解不能。」


「……ドカ…ス…が…。」


「やだっ、顔真っ青じゃない!どうしましょ〜っ。」


「とりあえず別の部屋へ移すぞぉ!ベル、フラン手伝え!」


「「だーる。」」


「てめえらぁぁぁぁ!!!」


「あらん?そういえばなまえは…?」


『ぐすっ…レヴィの…ひっく…写真集が……う、うわああああん!』


「写真集抱きしめながら泣いてるぜ…。」


「なまえ…そんなに俺のことを…!」


「違うと思いますー。」








休日の過ごし方2









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オチが見つからなくなった。


そしてゲームネタもっとやりたい。



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