※会話文のみ






『ここにボスのエクステがあります。』


「おい、なんで持ってきたんだよ。」


「ボスにバレたら消し炭よ?」


「ゔお゙ぉい!!速く戻してこい!!」


『やだよ。これ盗む……持ってくるの、どれだけ大変だったと思ってるの?』


「今盗むって言いましたよねー?」


「うむ、俺も聞き取ったぞ。」


『ボスの声しか拾わない都合の良い耳なんか聞こえてないも同然よ!』


「あんまりレヴィいじめんなよぉ。」


「で?それ盗んでまで何したかったわけ?」


『別に…特に何も!!』


「(あ、こいつ阿保だ。)」


「(この子…手遅れかしら…?)」


「(よくわからん娘だ…。)」


「話になりませんねー。」


「フラン、声漏れてんぞぉ。」


「あー…。」


『だからさ、みんななら何かいい遊び思いつかないかなーって。』


「こいつ笑顔で俺達を共犯にしようとしてるぜ。サボテンにすっぞ。」


「落ち着くのだベル。エクステまで切り裂くつもりか。」


「んも〜レヴィったら。なまえを庇いたいだけなのに、そんな遠回しに言っちゃって!」


『え、そうなの!?』


「い、いや、俺はボス一筋……!!」


「そうよ〜!なまえも気をつけなさい。」


『ありがと、ルッス!……にしても引くわ〜…はっきり言わない人引くわ〜…。』


「ルッスーリアアアアア!!なまえに変なことを教え込みやがってぇぇぇ!!」


「レヴィさんキャラ崩壊してますー…。」


「ひっでぇ絵面。しししっ。」


『ねぇねぇ、それより何かしようよ!こんなチャンス二度と無いかもよ!?』


「"かも"じゃなくて一生無ねぇぞぉ。」


「バレる前に戻した方が良いんじゃないですかねー。」


「そうねぇ、私もそう思うわ。」


『なんで今日に限ってみんな当たり前のこと言うの!?ここは暗殺部隊ヴァリアーだよ!?』


「てめぇはヴァリアーを何だと思ってるんだぁ!!」


「まぁ変わり者の集いではありますけどー。」


「フラン…それ自分で言うか…?」


『レヴィの言うとおりだよ!そしたらフランも変わり者だよ!』


「だいじょーぶですよー。ミーはまだまだ新人なので、髪型がおかしな皆さんに比べたら常識人ですー。」


「まぁ、ケンカ売ってるのかしら?」


「王子のおかしくねーし!」


『ベル、それなんか可愛いよ。』


「貴様…!」


「ゔお゙お゙お゙ぉ゙ぉおぉおい!!!落ちつけぇカスどもがぁぁあ!!!」


『……っつあー…。耳キーンてした…。』


「マジうっせー…。声帯切ってやりてぇ。」


「もうっスクちゃんったら!冗談に決まってるじゃない!」


「スクアーロ!貴様そんなにでかい声を出して、ボスが目を覚まされたらどうして…!!」


「……あー…。」


「あ゙ぁ?どうしたぁフラン。」


『スクアーロ、後ろ後ろ。』


「はぁ゙?なんだってん…がはっ!!」


「………。」


「あーあ、ボス起きちゃった。」


「いきなり何しやがる!!」


「てめぇの声がデケェのが悪い。」


「おはようございます、ボス!!」


「…何かしら…何か違和感が…。」


「あ、エクステ付けてないですねー。なんだか新鮮ですー。」


『ホントだ!エクステなくてもかっこいいな〜ボスは!』


「…おいドカス。…てめぇが持っているものはなんだ。」


『え?これですか?これはボスのエク、ス……テ……。』


「………かっ消す。」


『まままま待ってボス!これは別に盗んだわけじゃ…じゃなくて…!あ、遊ぼうとか考え……てなんかなくて!!』


「うしししっ、ボロボロじゃん。」


「なまえセンパイの良いところは、素直なところですねー。」


『今は長所発揮できてない!』


「なまえ、頑張って逃げるのよ。」


「やはり貴様はボスの敵だ。」


『二人ともひどい!期待はしてなかったけど!』


「…一瞬で終わらせてやる。」


『それは敵に言ってください!かっこいいですけど!』


「いちいち褒めたって変わんねぇだろぉ。諦めろぉ。」


『スクアーロは諦めるのか!?敵が迫ってきていて、ピンチの状況でも諦めるのか!?』


「相手がボスさんなら諦めるなぁ。」


『裏切り者ぉぉぉぉおお!!』











夢なら今すぐ叩き起こして!







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