ストライク、ストライク、ストライク、スペア、ストライク……!!プロですか?先生!なんか周りのお客さん、めっちゃこっち見てるんですけど!注目されてます。リマなんか「惚れそう」とか言ってるし。ダメです!先生はわたしの彼氏なんですから!

「せ、……恭弥、凄いですね」
「初めてやった」
「更に凄いです…」

その後も先生は凄いスコアをたたき出した。もちろんわたしたちはそのスコアに敵うはずもなくゲームは終了した。「じゃあ僕たちは帰るから」先生はお金をリマに渡し、わたしを連れてその場を立ち去る。…先生、5000円だったらわたしの分入れてもお釣りが来ますよ。あ…プリクラ機がある…一緒に撮りたいなあ。

「恭弥…あの…」
「何?」
「絶対誰にも見せないから、一緒にプリクラ撮りませんか?」
「プリクラ…?…ああ、あれね。いいよ」
「やった!」

先生とプリクラ撮れるなんて凄く幸せだ!わたしが慣れた手つきで操作していると「さすがだね」と先生が感心していた。普通に寄り添って撮り、進めて行くと先生が「若者はこんな風に撮るんじゃないのかい」とか言って、わたしにキスをした。…先生…!ちゅうプリのこと知ってたんですね!……ひゃあ、恥ずかしい!

「……なかなか恥ずかしいものだね」

撮り終えた後、先生は少し顔を赤くしてそう言った。このプリクラは先生と半分こして大事に仕舞っておきました。



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(100728)久しぶりに更新…
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