御剣怜侍くんとおはよう
私の大好きな人は何時も忙しくて、忙しなく働いている。私よりも早く起きて出ていき私よりも遅く帰ってきて寝る。だから一緒に暮らしていても滅多に会う事がない。でも、だからと言ってそれに文句があるわけじゃなくて、寧ろ起きられない私に文句を言ってやりたいぐらいで。けど決まって怜侍さんは無理をしなくていい。って言ってくれるからその優しさに甘えてたんだけど、やっぱりたまにはおはようってちゃんと言いたいので今日は頑張って起きようと思い、怜侍さんがおはようと言ってくれるのを待っているのです!

「なまえおはよう。……まだ寝ている、か。何時も寂しい思いをさせてすまない」

まだ寝ている(本当は起きているが)なまえの頭を撫で、キスを1つ落とした彼。その顔は酷く優しげで、普段の"あの御剣検事"からは想像できない程だ。故に彼女も彼の行動に驚き、心臓が存在を主張するかのように煩い。

『怜侍、さん』

「っなまえ!?」

『おはようございます』

「おはよう。今日はやけに早起きだな」

『怜侍さんにおはようって言いたくて』

「そうか。だがまだ早い。寝ても構わん」

『怜侍さんを見送ったらそうします』

「うム…」

『でも、うれしいです』

「何がだ?」

『怜侍さんが私の事、忙しい中でも考えてくれてるって解ったので』

「まさか、なまえ、起きていたのか!?」

『驚かせたくて、つい』

と、悪戯っ子のように笑った彼女。これには彼も驚きと恥ずかしさを隠せず、眉間に皺を作った。困っている時や考え事をしている時の顔だ。

「い、意義あり!」

『ふふ、ここは法廷じゃないので意義を唱えられても困ります』

「うム…しかしだな、その、狸寝入りはよくないと思うぞ」

『ごめんなさい。あのね怜侍さん』

「なんだろうか」

『私、この先もどんな怜侍さんでもずっとずっと大好きです』

「君は狡いな」

『え?』

「私も君を決して手放さない。愛している、なまえ」

優しく抱き締めもう一度キスを落とせば彼女はまた、嬉しそうにふにゃり、と笑った。お互いの顔が赤いのはお互いが好きだから、だろう。

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みっちゃんにちゅーされたい!とゆう私の願望たれ流しなお話でした!笑
テレビの方も見てるんですけど、みっちゃん好きです。


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