最近はもうすっかり冬になった1月。1月と言えば四天宝寺男子テニス部のアイドル権白石の彼女であるなまえ(ただし白石の優しさで付き合っている事はテニス部以外知らない)の誕生日がある。そして今日がその誕生日なのだ。

学校へ着くや否やテニス部の面々からプレゼントを貰い、既になまえのカバンはプレゼントで溢れかえっていた。彼ららしいプレゼントの数々に笑みを溢していればふと呼ばれる自分の名前。振り返ればそこには今日一番会いたかった彼がいた。

白「おはようさんなまえ」

『おはよ!』

白「ぎょーさん貰っとるみたいなや。全部プレゼントやろ?」

『うん。みんならしいよね』

白「せやな。コレとか絶対小春やろ」

『そうだよ。蔵りん喜ぶでーとか何とか言ってた』

白「まあ、なまえがつけるから意味があるんやけどな」

にっこり笑ってなまえの頭を撫でる白石になまえは恥ずかしさで顔を赤らめ俯いた。そんななまえが可愛いのか白石はクスクスと笑っている。

白「せや、俺からもプレゼントがあるんやけど」

『うん。何をくれるの?』

白「ちょっと着いてき」

『うん?』

そう言って歩き出した白石に着いていくなまえ。白石に連れられ着いた場所は何故か放送室。なまえが何故ここなのだろうと思っていれば白石がマイクをONにした。

白「えーっと、突然やけどみんなに報告や!俺、白石蔵ノ介はみょうじなまえと付きおうてます」

『ちょっ、蔵!?』

白「みんなには黙っとったけど、そーゆう事やからよろしゅう」

電源をOFFにし、白石は此方を見やった。内緒にしててほしいと言ったのも白石なのでなまえは当然、お怒りである。

『何やってんの』

白「これが俺からのプレゼントや」

『は?』

白「やから、本当は人目を気にするんが嫌やったんやろ?学校ではなんも出来ひんくなるし」

『解って、たんだ』

白「当たり前や!それに俺もなまえは俺のや!って堂々と言いたい思っとったし」

『嬉しいけど、ちょっと怖いな』

白「大丈夫や。絶対俺が守ったる。安心せぇ」

少し不安げに呟いた彼女へ言葉と共にキスを落とせば彼女は顔を赤らめながらも笑ってありがとうと呟いた。彼もまた、なまえの笑顔に安心したのか笑っていた。
そして授業後の部活の時間。テニス部の部室では盛大になまえの誕生日パーティーが開かれたとか。

「すきすきあいしる!」
貰ったのは君と皆からの愛。

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最早何コレ状態なんだぜ!
いや、すみません。誕生日
らしくないですよね、本当
すみません。ただちょっと
白石さんならやりそうだな
って思って書きました←
一様、今日誕生日の皆様、
おめでとうございますっ!

作成日 12/1/12
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