※学パロ

なまえは学校で影でモテているサイが好きである。
クールビューティな所がモテる理由。
なまえは友達だ。少し皆よりリードしてるからなのか毎日のように好きと言っている。

『サーイ!』

サイ「どうしましたか?」

『好き!』

サイ「ありがとうございます」

『いつもそうやって交わすよね』

サイ「そんな事ないですよ」

『サイのバーカ!!』

サイ「あ、ちょっとなまえ!」

なまえはいくら好きと言っても交わされるのがいい加減悲しくなってきたのか半泣きでいつもサボる時に使う保健室に来た。

『先生先生先生ー』

カカシ「はいはい、ここ一応保健室だからネ」

『すみません』

カカシ「で、そんな悲しい顔してどーしたの?」

『あの、サイって私が嫌いなんでしょうか』

カカシ「え?」

『だって、好きって言っても交わされるから』

カカシ「どうだろうね?けど好きな人ならわかるヨ」

『え!?誰ですか!』

カカシ「だから静かに」

『あ、すみません』

カカシ「俺の口からは言えない。だから本人に聞いたらどうかな?」

『聞けたら苦労しません』

カカシ「いいから聞いてきなさい」

『…わかりました』

カカシ「頑張ってネ」

なまえはカカシに後押しされるとサイがいるであろう屋上へ向かった。
屋上につけば案の定サイがいる。彼がいつもここで絵を書く事を知っていたのだ。

『サイ』

サイ「ああ、なまえ。どうしましたか?」

『あ、のさ、サイって誰が好きなの?』

サイ「はい?」

『サイの好きな人聞いたら諦めるから』

と、なまえは俯き気味に呟いた。
ふと感じた温もり。顔をあげればサイの腕の中にいた。

『サイ!?』

サイ「なまえを傷つけたくなくて言わなかったんですが、僕もなまえが好きです」

『嘘っ』

サイ「嘘じゃありませんよ。ただ、僕も告白ぐらいはされます。振った子達になまえが嫌がらせされては困るので」

『サイは優しすぎだよ』

サイ「すみません」

『私、そんな事気にしないから!』

サイ「なら、僕と付き合ってくれますか?なまえ」

『はい!』

二人はどちらともなくキスをし、笑いあった。

「優しさは罪でか?」
だって好きも言えないから。

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JUZI様、少し早いですけど
3000hitおめでとうです!!
久々のサイくんですが、
よかったでしょうか?
にしてもサイ優しすぎだ←

お持ち帰りはJUZI様のみ。
作成日 11/4/9


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