めっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃんこ陣内さんがドストライクが過ぎた。(2だか3だかに出る記者Jに基づき、原作でも奇跡的な確率で生き残ってると思いたい。



(引き取られるかなんかした)年下主
「晃二さん、晃二さん!!死んじゃやだ…!ッ私を置いていかないで!!晃二さんがいなきゃ生きていけない…!大好きなの!愛してるの!…ねぇ、私のこと置いてかないって言ったでしょ…?っ1人に、しないで…」

姉主
銃口が相沢に向いたのを見た瞬間、思わず体が動いていた。痛みを覚悟した陣内はしかし、痛みより早く思わぬ方向から与えられた衝撃に倒れ込んだ。
「…#name#…?」
反射的に出た手を支えに、ばっと身を捻って先程まで立っていたはずの場所を振り向く。ちょうど入れ替わるように、陣内の方を向いて場違いに微笑む#name#がそこに立っていた。
#name#は2人の間に空いていた2歩分をゆっくり詰めて、横座りに腰を下ろした。

「…晃二」
この震災で大分ボロボロになってしまった袖をついと引っ張り、辛そうな姿勢だった陣内に起き上がるよう促す。
呆然としたままでも促した通りに動いてくれた陣内に笑いかけ、向かい合わせになった頭をそっと抱き寄せて#name#は苦く微笑んだ。
「晃二、ごめん、…ごめんね」
黒い服を着ていたから見た目に分かりにくくてよかったと、#name#は心中で安堵の息を吐いた。これならトラウマになりにくいだろう。
けれど、目立たないまま確かに血が失われ続けているのを#name#は意識の遠くに感じていた。
だけど、そんなことはどうだっていい。自分はもう助からないのが分かる。最期に心残りなのはたった1人の愛しい弟だけ。

「――晃二を1人にして、ごめんね」
頬を張られたような衝撃を感じて、陣内はぱっと目を見開いた。いま、このひとはなんて言った…?
「ね、え、さん…?」
青い姉の顔を見つめて、陣内は茫洋と呟いた。


お隣さんの年上主
「晃二を1人になんてしない。私も、一緒にいるよ」
ちからつきーた。
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -