字は鷹を代用してたけど短編にあげる時は士元様で統一するよ!

「鷹統様、どうか、…どうかお気を付けてくださいませ。私…何だか嫌な予感がするのです…」
「大丈夫だよ、ちゃんと帰ってくるからねぇ」
「…はい。鷹統様、どうかお気を付けて。○○は、ここで貴方のご武運を祈っておりますゆえ、きっと、きっと帰ってきてくださいませ」
「…そんなにあっしが心配かい?」
「心配です。とても。…本当に、嫌な予感がするのです。鷹統様、○○は、貴方の妻です。私には貴方しかおりません。ですからどうか、私を1人になどしないでくださいね…」
「わかってるよ。ちゃんと帰ってくるさ。約束だよ。あっしもお前さんを1人にする気はさらさらないからねぇ、安心して待ってておくれ」
「…必ずですよ。私、貴方が危険だと聞いたらここから抜け出してでも貴方を助けに行きますゆえ」
「それは…危険だろうよ。やめとくれ」
「…○○は、貴方無しでは生きてゆけません」
「お前さんの愛情は重いねぇ」
「…鷹統様…ご武運を」

「殿!鷹統様が伏兵に襲われております!!」
「−−ッ鷹統様が!?」
「まっ、待て!!○○!!」
「待てませぬ!殿!申し訳ございません!!○○は鷹統様の下へ行きます!!生きて帰ることが出来ましたら、如何なる罰も受けます……!」

弓が彼の背に迫っていた。
「鷹統様!」
「−−なッ!?」
○○は、自らの武器である黒紫色の鉄扇を振り翳し、鷹統の背に刺さらんとした弓を叩き落としてみせた。
「鷹統様…!ご無事で…!!」
「なんでここに…!お前さん、本当に抜け出してきたのかい!?」
「鷹統様の危機を救えないなど、妻として容認出来ませぬ!私を妻と思ってくださるのなら、どうか貴方の背を守らせてくださいませ!私は戦えます、知っておりますでしょう?」
「知ってるよ…知ってるけどねぇ…」
「お願いいたします、鷹統様!きっと役に立ってみせますゆえ、どうか…!」

もし鷹統が死んでたら



「嘘、でしょう…?鷹統様…帰ってくると、約束したではありませんか!!」
「鷹統様!鷹統様!!!どうしてです!!どうして…どうして○○を1人にするのですか…!!鷹統様ぁ…っ!!」

ってなって完璧に復讐鬼と化す

***

張遼厨の部下武人系女主

「張遼様が苦戦なさっていると?私が出る」
「孫呉も蜀も我が敵にあらず!張遼様に仇なすならば斬るのみよ!○○、参る!」

「さすが張遼様でございます!」
「ずえりゃああ!」
「邪魔だ! 失せろ!」
「張遼様こそ、真の三國無双でございます!」
「その調子で張遼様のお力になるのだ」
「苦戦だと?張遼様の邪魔になるなど許せん!」
「ご無事ですか、張遼様!」
「くっ…!張遼様の元へは行かせぬぞ!」
「最期の一時まで、張遼様のために…!」
「張遼様…ご武運を…」
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