Main静臨 | ナノ




.

※尿道プレイ注意




「これを」
「………これを?」
「手前のナカに」
「…………俺のナカに?」
「挿れr「……っふざけるなよ!!」

きょとん、という効果音がぴったりな顔をした俺の恋人、もとい平和島静雄、もといゲス雄の手に握られているのは。

「それは…どこに挿れるつもりなのかな?」
「は?尿道じゃねぇの?何言ってんだ手前は」
「それこっちのセリフ!!」

細い金属製の棒。俺の記憶が正しければ、それはカクテルなどをかき混ぜるときに使用するいわゆるマドラーと言う器具のはずだ。
普段シズちゃんとする時、あまり道具は使わない。何度かローターやバイブを使われたことはあるが、それもごく稀なことだった。
今日も風呂上がりにベッドへ連れ込まれお決まりのように抵抗した、ここまではいつも通りだったのだが、シズちゃんが取り出したその細い棒を見て思考が固まった。うわ、今日は道具かよ、と思ったがその形状からして後ろに挿れるには少し負担が軽すぎるのではと感じた。以前まで散々バイブを使用してきたくせに今更なんでそんな細い棒?と疑問に思ったが、真意に気付くのはそのわずか数秒後であった。
まさか、前に挿れるのでは。
……案の定そのまさからしい。

「なんでそんなモノ持ってんの……」

漏れる溜め息、これからされるであろうプレイを想像し気が遠くなった。こっちの気なんか何も知らないシズちゃんは心なしかウキウキした様子だ。

「バーテンダーの仕事してたときに使ってたのがあったんだよ………つかごちゃごちゃうるせぇ」

最後にそう言ったシズちゃんにあっという間に衣服を剥ぎ取られました。









「っう、はぁ…っぅ、んん、は…ぁう」
「……勃ってきたな」

シズちゃんの大きな手に握られている俺の性器からは、既にぼたぼたと粘着性のある液体が零れ落ちている。なかなかイカせてもらえなくてじわりと涙が滲んだ。勃った状態の方が挿れやすいというシズちゃんの提案でこんなことになっているのだけれど。さすがに苦しくて、苦しくしさせている主犯であるシズちゃんにしがみついてしまう。

「……じゃ、そろそろ」
「ぅう……ッ本当にやる気?」
「ここまできて何だよ?」

逃げられないことくらい分かってるさ。でもどう考えたって尿道にあんなもの入るわけない。

「……んっ」

金属特有のひやっとした感覚が亀頭の先に触れる。穴を探るようにぐりぐりとそこを押され性器が震えた。

「息吐けよ?」
「ん、はーっ…は、あぁ、あ゛っ」

目の前でマドラーの先端が沈んでいく。見たくないのに何故か目が離せなくてその生々しい光景に釘付けになった。そして後からやってくる痛み。

「ぁっあっあ゛、い゛っう、ン、ふう゛…!」

ぬるぬるした液体を手助けに徐々にナカにねじ込まれるマドラー。つか痛い、痛すぎる、裂けるってこれ絶対。
いやだいやだと首を緩く振るとじっとしてろと言うように壁に身体を押し付けられてしまった。後ずさりして逃げることもできないこの体勢でただ受け入れ続けているとやっと挿入が止まった。奥までひんやりとした感覚が伝わってゾクゾクする。

「…っ抜いてよぉ」

思わず涙声が漏れた。必死の懇願のはずだった。

「なに言ってんだ、このままヤるぞ」

はずだったけどこの男に通用する訳がない。うん知ってた。

「ぎゃ、」

尻をまさぐられて色気のない悲鳴が口をついて出た。排泄器官を強引に指で割り開かれ、ひやっとした外気に身震いした。

「ひィ、やだっ、抜いてってば、ぅァア゛…っ」

長い指が奥まった底まで到達し、その位置でぐいぐいと折り曲げられる。弄られる度に無意識に間抜けな声が上がって悔しくなって俯くが、下半身に広がる未だマドラーをくわえたままの自分の痴態を見て泣きそうになる。先端のじくじくとした痛みと前立腺を押し潰された時の電流のような刺激で、頭がくらくらする。ふうふうと嬌声を噛み殺しながら息を荒くしていると、散々中で暴れていた長い指がV字をつくり内壁を目一杯拡げながら抜かれた。ほっとしたのも束の間で、四つん這いにされ間髪入れずに熱い塊が押し入ってきた。

「ー…ひっ、ぐ」
「しっかり息吐け」

不本意だがマジで苦しいので言われた通りに呼吸を整え始める。その間もぐんぐんと狭い隙間を割り開いて進んでくる棒を心底恨めしく感じた。全て収まるまでにかかる時間がいつもより長く感じて、無意識に下唇を噛み締めた。その時、内部を擦る動きがぴたりと止まり、脈を打っているのが余計リアルに感じた。奇妙な感覚に戦慄く手を力一杯握り締めて耐えていると、唐突に奥を貫かれた。

「ッぅく、ゃあぁ」

シーツに涙が飛び散る。泣くまいと決めていたのに無意識だったのか涙が溢れていた。突かれた衝撃で奥はジンジンと痛いが、浅い場所にあるしこりは快感に悲鳴を上げている。

「何泣いてんだよ」
「…〜〜っ泣いてない!」

染みをつくった滴に目敏く気付いたシズちゃんが、俺の腕を乱暴に引き上げた。四つん這いの体勢からいきなり背中から抱きしめられる形になって心臓が跳ね上がる。続けざまに肩甲骨に歯を立てられ痛みに硬直した。

「っううう゛……っ」

その体勢のまま背後からずぐずぐと突き上げられれば、お世辞にも喘ぎとはいえない低いうめき声しか漏れなくなる。……この体勢は駄目だ。ピンポイントすぎる。

「だめ、だめ…っシズちゃ、やめて…よッ!」
「何が駄目なんだよ」
「あたる、へんなとこに当たってる、ぅ、あっあっ」
「…わざとだっつーの」

弱いところを矢継ぎ早に押し潰されて、せり上がってくる欲を吐き出したい衝動に駆られる。いつもならとっくに出しているはずなのだが今日はそれが出来ない。朦朧とする意識の中で自分の性器から生えているかのように埋まるマドラーに手を伸ばした。

「オイ、抜くな馬鹿」
「っ!」

その瞬間、手首を掴んだかと思うとシズちゃんはそのまま俺の手を使ってマドラーをより奥に押し込んだ。尿道を上がってきていたであろう液体が押し返されてどっと冷や汗が湧き出る。奥に挿入したままグリグリと小さな円を描くようにマドラーが動かされ喉を引きつらせるが、その間もシズちゃんの腰は止まってくれない。

「いたぃ、抜いて、出したい゛っ、おねが…」

俺は涙を止める術もなく、恥もプライドも捨てて泣きすがった。本当に最悪。腫れ上がって吐精を訴える自身に冷たい芯が突き刺さっている光景は、あまりにも屈辱的で目もあてられない。今まで使われたどんな道具よりも、何百倍も飛び抜けた耐え難い辱しめを味わっている。こんな金属の棒一本で。

「ん゛、ひぅう…ーーっ!」

お構い無しに律動が早まる。腰を鷲掴まれがくがくと上下に抜き差しされ、快感についていけなくなった俺は堪えるように眼をぎゅっと瞑った。オナホの如く好き勝手に揺さぶりやがって。後で見てろ、後で……!

「イ、く…!シズちゃん、シズちゃんっ」
「チッ…わかったよ、出せ」

マジで限界。とうとう泣きじゃくりだした俺の中を抉りながら、シズちゃんがマドラーに手を伸ばした。ずる、という音が聞こえた気がした。

「っあぐ、ひっああぁッ……!!」

意識を飛ばす前に見たのは、こんなのが入っていたのかと思うほど長い精液だらけのマドラーだった。あとシズちゃんがちゃっかり中で出しやがった。ふざけんな。





それから一週間、排泄するたびに尿道に激痛が走ってトイレで泣き出す俺を見てシズちゃんは笑っていた。死ね。




.
×
- ナノ -