アイツは何時も、俺を翻弄する。

気の合うダチ。そう思ってたのに、いつの間にかオレンジ色の友情は真紅に染まって、"恋"って言う色に染まっていた。

『そうそう、それでさ〜…』

楽しそうに青空と音楽の話で盛り上がるアイツ。アイツの名前は名字名前。

学園の唯一の女の2人目。
頭も良けりゃ性格もそこそこ良い。運動神経も良い。言わば木ノ瀬みたいな女。

「あ、名前さん、ではコレを。この前お約束していましたCDです。」

『ありがとう颯斗君!』

青空はアイツにクラシックのCDを渡した。

「いえいえ、久しぶりに音楽の話が出来て嬉しかったですし、お役に立てたなら何よりです。」

『うん、ありがとう』

ニコリと完璧な笑みをたたえて、青空はアイツから離れていった。

『なにムスッとしてんの?』

「なんでもねぇよ」

『なんでもないって…』

そんな事を言いながら窓の外を眺めた。

『…犬飼、』

「んー?」

『ねぇ、犬飼は恋に色ってあると思う?』

「…なに、言ってんだよ。わかんねぇ奴」

『あるわけ、ないか…』





「ばーか、何言ってんだよ。」



この恋、何色。
(あるに決まってんだろ)
(そう小さく呟いた…)

■あとがき(あればどうぞ)
厚かましくも参加させていただきました、焔でございます!

こんな素敵企画に参加させていただけて嬉しい限りですっ

犬飼君が大好きすぎまして、キャラ崩壊が激しくて申し訳ないですm(_ _)m

こんなのでよかったのでしょうか…(ーー;)
日本語が…オチが迷子過ぎてアタフタです(ーー;)

こんな犬飼君ですみません…

ありがとうございましたっ

甘味所夢見堂管理人焔


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