▼▼▼第三回小説企画『君が涙を流すとき』
参加者全員共通のテーマは『男泣き』
参加者各人には個別テーマとして四季の内いずれか一つが割り振られています。
▼担当季節
春|夏|秋|冬
▼企画参加作品一覧(※提出順)
「それは、一度終わった恋」春田モカ
「I couldn't say...」雨宮聖
「流されないでよ、先輩」深町色
「FALL」宮桜りま
「心の温度」星紗
「キラキラ星ワルツ」花都瞑衣
「さくらが教えてくれた」すばる椛
「Schneewittchen」天織美桜
「私と彼と、それからロマンチック。」桜瀬 亜夢
「BRIDES」珠樹
「綺麗な涙」霧桐朔耶
「恋を弔う」トキワ 倖
「桜雨アンブレラ」満月ひよこ
「4億秒のいのり」隼海よう
「少年、いないいない。」和泉玲
「君に捧げるモノローグ」早月雨芽
男泣き × 春
『キラキラ星ワルツ』花都瞑衣
「俺のために、弾いてよ」
ヴァイオリンを弾けなくなった天才ヴァイオリニストの少女と、ぶっきらぼうだけど優しい少年が出会って、変わっていくおはなし。(本編40P)
『さくらが教えてくれた』すばる椛
「でも今は、あなたの心が見えないの」
結婚しても距離感が掴めないままだった二人がすれ違いながらもう一度想いを確かめるお話。(本編30P)
『綺麗な涙』霧桐朔耶
あんなにも綺麗な涙を見たのは、それが初めてだった。何が彼をあそこまで綺麗に泣かせるのかを、私は知りたかった。(本編26P)
『桜雨アンブレラ』満月ひよこ
桜雨に紛れて泣いた君の言葉を拾えなかったことを、私はずっと後悔している。───悲しみを越えようとする青年と、青年を健気に想う彼女の悲しくてやさしいお話。(本編34P)
男泣き × 夏
『Schneewittchen』天織美桜
「一晩泊めて下さい」
「え…、ええっ?!」
それは短い短い夏に起こった、彼と彼女の7日間の物語──。(本編52P)
『恋を弔う』トキワ 倖
めぐる季節の中で立ち止まってしまった彼らが、ふたたび歩き出すための夏の物語。(本編22P)
『4億秒のいのり』隼海よう
「人はね、叶わなかった願いの数だけ、叶ってほしいって願っていいの。
それぐらい、許されるの。
……それを、おりちゃんは、知らなきゃだめだ」
幼馴染みの男女と犬の、少しほろ苦くて優しいひと夏のお話。(本編51P)
『少年、いないいない。』和泉玲
アパートの隣の部屋に、少し変わった青年が越してきました。
その後思わぬ場面で彼の涙を目にして以来、彼のことが気になって頭から離れません。
夏が来る、一歩手前のお話。(本編22P)
男泣き × 秋
『それは、一度終わった恋』春田モカ
自然消滅をした元彼と仕事で再会してしまった。
一度手離してしまった彼に、今更想いを伝える意味は、あるのだろうか。
女子大生漫画家×敏腕編集者のじれじれ恋愛。(本編34P)
『I couldn't say...』雨宮聖
「待っていて、」
「待ってる、」
そう言えなかった私たちは無言でキスをした。
そんな私に(俺に)彼の(彼女の)前で泣く資格はない。(本編20P)
『流されないでよ、先輩』深町色
「ちょう好き」
優しい季節の中で絡められた指先に少しだけ力を込めた。優しい秋の匂いがする後輩くんと鈍感な先輩がくっつくまでのお話。(本編21P)
『FALL』宮桜りま
学校の有名人に纏わる噂の98%は嘘でした。
高校生ピュア(?)ラブコメディ。(本編37P)
男泣き × 冬
『心の温度』星紗
クリスマス前に振られた男の子が、年上お姉さんと出会って恋して、一生懸命になるお話です。(本編38P)
『私と彼と、それからロマンチック。』桜瀬 亜夢
整形外科医師の優は彼女を溺愛しているが故に偶に嫌がられる。彼は私を愛していると言うけど、私が今一番求めている答えは絶対にくれないのです。(本編54P)
『BRIDES』珠樹
親友と兄の結婚式当日。
スピーチ台の上で私は言い放った。
「私はあなた達2人の結婚を手放しで祝う気分にはなれません」
これ以上親友が1人で泣かないために、私ができることだと信じて。(本編18P)
『君に捧げるモノローグ』早月雨芽
消えゆく僕と、そんな僕に恋をしてしまった彼女のお話。(本編11P)