『プロポーズ』TOXver 【ミラ×アルヴィンの場合】 「アルヴィン、嫁に来い!!」 「………おたく、俺の性別知ってる?」 「?男だろう。それがどうした。」 「だったら俺は“嫁”じゃなくて“婿”だろ。」 「私が養うのだからアルヴィンが嫁になるのは当然だろう。」 「俺ってそんな甲斐性無しに見える?」 「いや、そんなつもりじゃないんだが。そう、お前に苦労を掛けたくないんだ。アルヴィンは私が幸せにしてやりたい。だから、嫁に来てくれないか?」 「おたくって……分かった。貰われてやるよ。」 (そこまで言われちゃ断れないだろ) 【ジュード×アルヴィンの場合】 「アルヴィン、『僕と結婚して欲しい』って言ったらどうする?」 「『喜んで』って返す。」 「本当!?」 「冗談。」 「アルヴィン!!」 「ん?どうした優等生。」 「僕はアルヴィンのこと好きだから、本気で思ってるんだからね。結婚したいって。」 「ジュード。」 「覚悟しててよ。」 (覚悟だけはとっくの昔に出来てるんだ) 【ガイアス×アルヴィンの場合】 「あんたは貰わないのか。」 「何をだ。」 「嫁さん。」 「貰って欲しいのか?」 「皆思ってるでしょ。あんたの跡継ぎが見たいって。」 「世継の為に結婚しようなどとは思わん。そもそも王の座を世襲にしようとも思っていないからな。」 「ふーん。」 「それに俺にはお前がいる。お前以外を娶ろうとも思わん。」 「えっ、あんた何言って…」 「お前は俺の伴侶だと言っている。違うのか?」 「ち、違わねえよ!!馬鹿!!」 「ならばこの話は終わりだ。」 (お前がいれば何の問題も無い) 『プロポーズ』FTver 【ナツ×ガジルの場合】 「ガジルー!!結婚すっぞー!!」 「何アホなこと抜かしてんだバカマンダー。」 「だってオレたち付き合ってんだろ!だったら結婚すんのが常識だって!!」 「大声で変なこと言ってんじゃねえ!!」 「変じゃねえし!!ガジルの方が声デカイし!!だから結婚すっぞ!!」 「流れ可笑しいだろ!!」 「おかしくねえよ!!なぁなぁ、結婚しようぜ!!!」 「だぁあああ!!分かったからもう黙れ!!!」 (恥ずかしくて嬉しくて死にそうだ!!) 【ラクサス×ガジルの場合】 「おい、手出せ。」 「なんでだ?」 「いいから出せ。」 「お、おい引っ張んなって……指輪?」 「そろそろ良いかと思ってよ。」 「え、」 「クエスト三回分だ。」 「ちょ、」 「結婚してくれるか?」 「は、はい。」 (その返事が聞きたかった) 【レヴィ×ガジルの場合】 「ガジル、結婚しよう。」 「な、何だよ突然。」 「別に突然じゃないよ。前から考えてたの。だって私たち付き合って結構経つし。ね、いいでしょ?」 「オレは、お前が良ければ文句はねえよ。」 「本当!じゃあ私頑張って仕事するね!ガジルにひもじい思いさせないから!!」 「え…」 「ガジルは何の心配もしないでいいよ!ただ毎日私の為にご飯作ったり洗濯したりして家で待っててくれると嬉しいな。」 「いや、ちょ、」 「それで私が帰ったらエプロン姿でお出迎えしてくれて『ご飯にするか?風呂にするか?それとも…オレ?』とかなっちゃったりして!きゃーっ困っちゃう!!」 「だからよぉ…」 「ね!!ガジル、結婚っていいよね!!」 「お、おう。」 (その笑顔に全て許してしまいそうで、自分が恐い) |