暮らしの意味/合田俊彦


挨拶の意味を忘れているのは
暮らしの始まり汚しているのさ

人と交わる切り口ならば
綺麗で滑らかが良い
笑顔を添えて何か話せば
自然と会話も弾む

挨拶の意味を覚えているのは
暮らしの始まり磨いているのさ

信用の意味を忘れているのは
暮らしの楽しみ減らしているのさ

人を疑うことだけ覚え
心を閉ざしたままじゃ
生きる世界は広がらなくて
明日も昨日も同じ

信用の意味を覚えているのは
暮らしの楽しみ増やしているのさ

親切を意味を忘れているのは
暮らしの繋がり解いているのさ

自分都合の生き方ばかり
選んで歩いた先は
困る自分を助ける人が
何時でも何処にも居ない

親切の意味を覚えているのは
暮らしの繋がり結んでいるのさ
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