葬送花火/ミヤビタスク


花火みたいに鮮やかに
あなたの心を奪い去りたい
ほんの一瞬
わたしだけを見て
きれいだねって笑ってくれたら

告げることさえ叶わずに
死んでいく想いなら
せめて夜空に咲き誇って

あなたの元へ
弾けて降り注ぐ
火の粉になりたい

赤も青も黄金色も全部
あなたに捧げた恋の色

精一杯輝いてみせるよ
あなたの心に焼き付けたい
ほんの一瞬
まばたきも忘れて
きれいだよって笑ってくれたら

恋をした意味を抱きしめて
泣きながらサヨナラを歌うの
ほんの一瞬
花火の音に混ぜて
好きでした、と呟いた夏の日
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