▼若き島主×妻♂にされたビッチ教師
若き島主×妻♂にされたビッチ教師
※わりとハード系
離島での暮らしも早数年――夏の暑さがようやく和らいで来たこの頃。
穏やかな気候が取柄のこの島に、似つかわしくない黒い雲が張り付いて何日経つだろう。
どんよりとした空気を裂くように雷が鳴る。窓枠がギシギシと揺れて、心許ない。
「どうにかしてくれんね、島主さま」
「島主さま、ワシの畑が水浸しに……」
「飢えてまう飢えてまう、島主さまお助けを……」
「これじゃ漁に出られんわ、はよう手を打ってくれんと」
いつも陽気な島民たちだが、さすがにこの天候には参っているようだ。
まだ幼さの残る利人を囲み、「島主さまどうかお知恵を」と拝んでいる。俺は溜め息とともに立ち上がり、混乱している彼らを利人から遠ざけた。
「あのなぁアンタら、島主さま島主さまって。利人はまだ高校生だぞ」
「いいんだ、先生。自然災害は避けられないものだし、こういう問題を解決できないようじゃ、どのみち良い島主にはなれんから」
凛とした声で告げた利人は、まだ十代とは思えぬ貫禄があった。そして隣に立った時、彼の顔を見上げている自分に気づく。
島の伝統的な衣装だという、緑がかった藍色の羽織が良く似合っている。人の上に立つ雄の、力強くて広い背中だ。
彼はゆったりとした袖を揺らしながら、己の胸に手を当てた。
「皆、安心してほしい。今の俺には、その……つ、妻がいる。だから豊穣の儀式を執り行える」
「なんだそりゃ」
――――つーか妻になった覚えはねえし……
こちらを一瞥した彼の顔は妙に赤かった。その瞬間、俺は察してしまったのだ。
感度の良いビッチお兄さんは、往々にして勘も良い。
「先生、あのですね、豊穣の儀式というのは……」
照れくさそうに耳打ちされた瞬間、勘は確信に変わる。
再び稲光。俺はそれに負けないくらいのピカピカの笑顔で、不安そうな島民たちの前に躍り出た。
「そういう事なら任せとけ 愛する島のため、このマゾメスおまんこお兄さんが文字通り一肌脱いでやんよ」
「先生! 人前で淫語はやめぇ言うとるやろ!」
利人は島主としての大人びた表情を一変させ、少年と青年の狭間の掠れた声で叱りつけてきた。彼は最近、俺が島民たちと仲良くするのが嫌らしい。
だが時すでに遅く、俺は島民たちに囲まれてしまった。どさくさに紛れて尻を触ってくるエロジジイもいる。「こ、こら皆! やめないか、俺の妻だぞ!」つい先ほどまでしょぼくれていた老人たちが、利人の声も雨の音もかき消すほどの歓声を上げ、大喜びしている。
「マゾメスおめこ嫁万歳じゃ!」
「さすが島主さまのお嫁さんじゃ ああそうよこれ食いんしゃい里芋の煮物」
「さーんきゅ これ美味いんだよな、愛してんぞ爺さん婆さんたち」
「ええお嫁さんじゃの〜〜」
豊穣の儀式とやらが開催されるのがよっぽどうれしいらしい。まあ、俺はセックスができるのなら何でもいいが――――「やめないか皆! お、俺の妻に触んなや……先生! ちょっと先生!」俺は耳打ちされた内容を思い出し、早くもまんこの奥を疼かせるのであった……
***
”豊穣の儀式というのは……――――”
「豊穣を願い、島主夫婦が一週間大量種付け 孕ませ前提、島公認の中出しセックス なんて素晴らしい儀式だ こういうのがあるなら早く言えよな」
しかも一週間、本当にセックスだけの日々を送れるらしい。
食事は精の付くものを島民たちが持ってきてくれて、布団の交換やら掃除やらも勝手にしてくれるのだという。
俺たちがセックスに専念できるよう、島を挙げてのお膳立て。俺たちのセックスを島中が応援。なんて素晴らしい島なのだ。一生住もう。
「低俗な言い方はやめてくれんね……先生、これは由緒正しい儀式ですよ」
「まあ堅いこと言うな、さっそく始めよう」
「まったく……い、一週間、ほんまに性交漬けなんよ。覚悟、できとう?」
「ばーか、俺を誰だと思ってんだ 余裕だ余裕……っあ、ん……ちゅ」
かくして、俺たち島主夫婦♂(妻になった覚えはないんだが)の、豊穣の儀式――という名の、ハッピー孕ませ種付けウィークが始まったのであった
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