▼若手教師ズ×淫乱教師
若手教師ズ×淫乱教師
※二輪挿し
※輪姦
雪野先生は非常に競争率が高い。
生徒も教師も皆彼をオカズにしているし(俺もだが)、早いところアプローチしないと誰かに取られてしまう。大人しそうな見た目のくせに、とんだ魔性の人なのだ。
「はあ……つってもなぁ……」
体育教師の俺と古典教師の彼は、そもそも接点がない。職員室も別の場所にあるし、顔を合わせない日だってある。
だからこんなチャンスは滅多にないのだ。
廊下の数歩先、手の届く距離に彼の後姿。落ち着け、深呼吸だ。自然な感じで「おはようございます」と一言声をかけ、そこから会話の糸口を――――
「わ、ぁっ……!」
「あ……っ! あぶない!」
階段で足を滑らせた彼を、背後から抱き上げるようにして支えた。胸を触ってしまったせいか、彼は「んぅっ……」と声を漏らし、身体をびくつかせている。
「……っだ、大丈夫ですか雪野先生」
「ん…… ありがとうございます。えっと、一ノ瀬先生」
「う、うっす! 体育科の一ノ瀬です。あ、えっと、無事でよかったです!」
まずい。さっきの「んぅっ」が頭から離れない。
朝っぱらからなんてすけべな声を出すのだこの人は。こんな人が教育現場にいていいのか。
ああ、このまま保健室に行って保健体育の授業をしたい。だがそんなエロ漫画みたいな展開が起きるはずがない。今はひとまず、名前を呼んでもらえただけで満足するべきだ。
「だめですね、えっちな事を考えながら歩くのは……あっ! すみません、いけないですよね勤務中に」
「いえ俺もえっちなこと考えてたんで大丈夫です」
「え……」
――――なんだこの、とろ〜ん とした目は……! エロ漫画の目だ……!
雪野先生はぷっくりした唇を半開きにして、意味深に見上げてくる。そして細い指で俺の胸筋をツー となぞり、「あの、一ノ瀬先生……」と、発情した声(気のせいかもしれないが俺にはそう思えた)で告げた。
「助けてくれたお礼に、今夜うちで食事でも……よかったら」
「えっ!? はっ、はい、ぜひ!」
「そうだ。せっかくだし他の新人さんも呼んで、新人歓迎会しましょう? 人数は多い方が、盛り上がるだろうし……」
とんでもないチャンスが舞い降りた、と思ったのも束の間、どうやら二人きりの食事会ではないようだ。
少々残念だが、仕事以外で接点が持てるのだから贅沢は言っていられない。
鼻息が荒くならないように気を付けて頷くと、彼はうれしそうに両手を叩いた。
「じゃあ僕、精一杯おもてなししますね」
「おもてなし!? えっちな!?」
「え?」
いけない、興奮しすぎてつい食い気味で言ってしまった。いや問題はそこではない。とんでもない発言をしてしまった。
終わった。すべて終わった。彼にアプローチするどころか、嫌われたかもしれない。下心を隠しきれず、つい本音が出てしまった。ああ、俺の正直者!
沈黙が苦しい。雪野先生はぽかんとしたまま俺の胸に手を置いている。いっそこのまま階段を飛び降りたいが、丈夫が取柄の俺はきっと怪我一つしないのだろう。
「……ふふ じゃあ、すっぽん鍋やニンニク料理にしようかな」
「へっ?」
「最近暑いし、精力つけなきゃ……ね」
「ゆ、雪野先生……っ!」
去り際、彼は俺の胸筋をもう一度なぞり、「たくましい身体…… きっと、あそこも…… ふふ」意味深な一言を残して去っていった。
俺は感動した。さすがは淫乱おまんこ教師と名高い、我らが雪野先生だ。
なんという懐の深さだろう。俺の無礼な言葉を笑顔で許し、さらにお色気満載の返しをしてくるだなんて。
「はあ…… いい匂いした……」
この時の俺はまだ知らなかった。雪野先生が俺との会話中、ずっとおまんこをキュンキュンさせていた事を。
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