ブチギレ新卒×すけべ先輩

ブチギレ新卒×すけべ先輩

※軽いスパンキングあり







 営業成績トップの先輩に同行できるなんて、と光栄に思っていた気持ちをどう処理すればいい。


「んちゅっ はふ、はふ…… ん〜〜ちんぽ美っ味 ねえ、こっちのオプションも付けちゃいませんか ちょっと価格上がりますけど、ん ふぅ…… 御社の設備を考えると、つけた方が…… あ、もちろん例のサービスはさせてもらいますよ はい、ほかほかおまんこ、くぱぁ…… あっ あっあん ありがとうございます ちんぽ……っじゃない、契約ゲットぉ あぁあん今後ともお世話になりますぅ んおっ んお”ぉおっ 大企業ちんぽしゅげっ おまんこに吸収合併したいのぉおっ


 あまりにも堂々とした枕営業だった。

 社会人とは、営業職とはこういうものなのかと思ってしまうくらいに自然な流れだった。驚きのあまり言葉が出ず、俺は部屋の隅に突っ立っているのが精一杯だった。

「はぁん…… んっ はい、ええ、もちろんですとも 御社のちんぽ……ではなく、発展に貢献させていただきたくぅ……っ はい では、また…… あんっもう これ以上は有料だっつってんだろぉ しゃあねえな、サービスしまぁす、んちゅっ はぁ、はふ、はふ、んぅ んぅ、んぅ〜〜〜〜っ


 誰もが知る大企業の重役は、まだ先輩を帰したくないらしい。いくらでも金を払うからとキスをせがみ、帰ろうとする彼を引き留めている。

 あまりにしつこいので、俺は先輩の首根っこを掴んで走り、エレベーターの閉じるボタンを連打した。
 そのまま逃げるように駐車場へ行き、車に乗り込む。

 ダン! と勢いよく扉を閉めると、先輩は艶っぽいため息を零した。

「ふう、あいつしつこいんだよな……助かったわ。サンキュ、新卒くん」
「……んですか……あれは……」
「え?」

 エンジンをかけ、震える手でハンドルを握る。

「何なんですか! あれは! まっ、ま、ままま枕営業とか! 何やってんですかあんた!」
「んー? あー、そこ右折、うわ危ねっ! 急ブレーキやめろよ、まんこに響くだろ 社長命令でローター入ってんだから……んぅ 急発進もやめろこの野郎っあんっこの下手くそっ ん……っ だから、まんこに響くんだってぇ……

 ハンドルを握る手に力が入るのに、手汗で滑って思うように動かせない。


 彼は営業成績トップのエリートだと聞いていたから、きっとスマートな手法を見られると思っていたのに。
 そんなすごい先輩に付けてもらえるなんて、俺も期待されているのではと舞い上がっていたのに。


 枕営業だなんて冗談じゃない。俺は失望していた。ギンギンに勃起している己に失望していた。
 先輩はおそらく俺の勃起に気づいている。ニヤニヤと悪戯っぽく俺を見つめ、舌なめずりしているあの顔は絶対に気づいている。

「ん…… だいだい、営業トークとかだるいじゃん。ちんぽしゃぶった方が早いっしょ ようはご機嫌とればいいんだから」
「何て事を……う、上に報告させていただきますからね」
「ばーかお堅い事言ってんじゃねえよ 硬いのはちんぽだけでいいっつの…… ん……っあ、待って、ちょ、ぁん…… くっそ社長の野郎、気紛れにローター、んっ ぶるぶるさせやがってぇ はあ、はあ、あっんっ んっイク ん……っあ、あ 悪いんだけどそこ、入って、そこの道、ぁん ん、駐車場、うん うん、あ……っ んはぁ…… お前、バック駐車だけは上手えじゃん……あぅ……っ ぁああぁあんイクゥ イッグ、イグ……ッあ、あ、あ、……っ はぁん…… イッ…… ああぁん〜〜〜〜っ


――――うそだろ……まさかイッたのか!? だが紛れもない、車内に充満するこのメスの匂いは…… ちんぽをイラつかせる発情臭は……


 先輩はシートベルトをぎゅっと握りしめ、全身を激しく痙攣させていた。とくに下半身をもじもじ もじもじ と落ち着きなく揺らしている。
 彼の股が擦れ合うたび、むわり 雄を誘惑する甘ったるいメスの香りが漂う だめだ、もう耐えられない……


「あ、あの……先輩」
「ん、ワリ…… ちょっとメスイキした…… んう…… まんこの余韻やっべ……
「へ、へえ、だっ大丈夫なんですか勤務中のメスイキなんて、あの俺、あの、く、車でヤるとか全然全然あのいけますのであの」
「ん〜〜 大丈夫じゃねえからここに停まったんじゃん さて、降りんぞ」

 そういえばここは何の駐車場なのだろう。急いで停めたから周りをよく見ていなかった。

 車から降り、慣れた様子の彼についていく。まさか次の客先かと思ったが、俺はそのエントランスを見てすべてを察した。


「お前、ラブホは初めてか?



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