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喘ぎ攻め×淫乱美人妻♂2
寝室に足を踏み入れると、さすがに酔いが醒めそうになる。
ベッドに主任を寝かせ、広実さんはその頬にキスを落とした。おっとりとしていて優しい彼は、どうしてこんな男と――これから寝取ってやると言うのに、仲睦まじい姿を見せられるとまるで寝取られたみたいな変な気分になる。
「松瀬く、あっ……」
「広実さん、今から俺とやるんですよね、なんでそいつとイチャイチャすんの? 嫉妬させて激しく抱かれようとしてます?」
「そ、そんな、僕は…… んっ……」
二人はこのベッドでいつも、やってんのかなあ……ああ、まただ。また寝取られたみたいな切ない気持ちが湧いてきた。
これから寝取るのは俺で、第一俺と広実さんは今日会ったばかりなのに、ああ、なるほど、会社の先輩たちが言っていたのはこういう事か。
「ん…… はぁ、っふ、ぁ……んっ」
「広実、さん……っ はあーー……っ んっ はあっ はあっ」
容姿が端麗なだけじゃない。この人には、自分のものしたいと思わせる魅力がある。独占欲を掻き立てるというか、支配欲を煽られるというか。
「あっ だめっ ここで、するの……? だめだよ、あの人が、寝てるし……まあ、あの人、一度寝るとなかなか起きないけど……朝だって、僕がキスしてあげるまで起きないんだから、あ、あぁ……っ」
「へえ、仲良しでいい事ですねえ……ほら、そっちから誘ってきたんだ、脱いでよ……」
「誘ったわけじゃ……ん、んっ……わかった……」
主任の間抜けないびきが聞こえるたび、どうしようもなく興奮する。それは広実さんも同じようだ。びくりと体を震わせて、音を立てないように服を脱いでいる。
「はあ、松瀬く、ぁっ んんっ、はふ、んぅ〜〜……っ」
「あーー…… すご、広実さんの肌すべっすべ…… むちむちしててえろいし……はあ…… すうううはあああ……」
「あひっ んぁ、あ、あぅう…… やだ、おまた、嗅がないで…… おまんこ、がぁ…… あっ…… あっ……」
白い肌に、うっすらと生えた黒い毛がたまらなくいやらしい。汗にフェロモンが沢山含まれているのだと思う。気がおかしくなるくらい興奮した俺は、男の尻なんて普段なら絶対に舐めたいと思わないのに、躊躇いもせず舌を伸ばした。
「はあ〜〜っ はあ〜〜っ」
「ぃ、ぁあっ あんっ だ、だめ、そこは、あの人の専用の、おまんこなのぉっ」
「はは、なーに言ってんすか、寝取ってみる? なんて誘惑してきたくせに…… はあーーっ ほんと肌やわらけえ、気持ちいい…… あーー」
「あ、あぅん…… んっ 毎晩ボディクリーム、塗ってるの…… たっぷり、塗ってもらってる、からぁ……」
”塗ってもらってる”? またこちらの股間をイライラさせる発言だ。俺はスルーすることにしたが、広実さんは照れくさそうに語り始めた。
「あ、あの人と、お風呂に入って……それで、たくさんクリームを塗ってもらって……んっ でも、だんだん気分が盛り上がっちゃってね、あっ 結局また、お風呂に入らなきゃならないようなこと、しちゃうの……ぁあんっ」
「へ〜〜〜〜聞いてもないのに教えてくれてどうも」
「あっ あっひぃ…… ん、待って、だめ、おちんちんを入れるのはだめっ だってそこは、あの人のおまんこ、おまんこ……っらめえっあっあっああっ〜〜〜〜 おまんこ、あの人の、なのぉ……っ」
ずちゅっ……
ぬちゅっ…… ぬちゅっ…… ぬちゅっ…… ぬちゅっ……
「お、あ……っ あーーすっげ、いい……っ あーー……っ はあっはあっはあっ…… あーーこれが、人妻♂まんこ…… ははっ、主任熟睡してらぁ」
「あっやっ やぁっ んぉっ」
「んっ あっ あっ あは、広実さぁん…… んっ はは、なんだかんだ乗り気じゃないですかぁ ケツ振って、気持ちよさそうにまんこ締めてさっ」
「ひゃ、ぁああん……っんぅ、あ、あなた、あなたぁ……っ」
「だから俺の前でいちゃつくなっつってんだろ、お あっくそ、やべーーまじで、あーー……っ まんこすげえ、まんこってこんなに気持ちいいんだ、ああ〜〜恥ずかしい声超でる……っ」
主任の妻♂を寝取って脱童貞するなんて、人生何が起きるか分からないものだ。眠っている主任にちゅっちゅとキスをする広実さんは、旦那が好きなのだろうがそれはそうとしてまんこが気持ちいいらしい。
びくっ びくっ とケツを揺らして、俺のちんぽを美味そうに頬張っている。まんこをいやらしく疼かせて、「あぁあんっ」隠しきれないメス声を上げている。
「あひぃ あっ ひ、ゃん あっ ん〜〜 だめぇっ 僕のおまんこは、この人のものなのぉ……っ」
「はあっ あっ くっ はあっ…… じゃあなんでまんこキュンキュンなんですかっ 腰ふってるんですかっ あっ今自分で乳首弄りましたね、あっ んっ はあ〜〜っ はあ〜〜っ ぅ……っ」
「そ、それは……だって僕、淫乱体質、で 淫乱なの、うう、この人が開発したのっ あうっ 広実は淫乱だねって、この人がぁっ あうっ あんっ おっぱいもおまんこも、全部気持ち良くされてるのぉ……っ」
パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ
「ふーーっ ふーーっ」
「あっあんっ んぉっ おっ おっ あっ やぁんっ」
「はあっ でも、はあっ 大好きな旦那様の前で、はあっ 俺のちんぽハメられて、もうイキそうな顔、してますねえっ はあっ あっ んあっ お……っ あは、ほらぁ まんこは嘘つかない 主任より俺のちんぽが気持ちいいんだっ ド淫乱まんこの広実さんっ あ、あ、っぐ……っ ん、ぅ、ああ”〜〜〜〜っでる、中に出す、出す……〜〜〜〜っ」
「らめ…… あぁあ〜〜〜〜っ」
パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ
ずちゅずちゅずちゅずちゅずちゅずちゅっ ずちゅずちゅずちゅずちゅずちゅずちゅっ
俺ってこんなに精液出るんだ、とか、漫画みたいにびゅーびゅーいってんのが聞こえる、とか、つーか俺めっちゃ声出てるきもいな、とか。
「ご、ごめんなさいあなた…… んぅ、中出し、されちゃったぁ…… んぅ、んぅ〜〜」
爪先をピンと伸ばして射精しながらそんな事を考えていたが、広実さんの言葉を聞いて頭がサーッと冷めていく。
「でも、一番はあなたのおちんちんだからぁ……」
頭は冷めていくが、ちんぽは馬鹿みたいに熱くなっていった。
このアホ淫乱人妻♂に、何としても「旦那よりイイッ」と言わせたい。
「んぁああ〜〜〜〜っ まって、まだ、僕、イッ……ああぁっ」
パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ
広実さんがイったと同時に、第二ラウンドが始まった。
主任はまだ夢の中だ。
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