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ワンコ系助っ人外国人×平凡メスくさ妻♂2
「くぅ……〜〜〜〜……っ あ、あぐ、くぅう……んぅ”う……〜〜〜〜っ」
パンッパンッ パンッパンッ パンッパンッ パンッパンッ
かろうじて爪先だけ床についているけれど、グッ グッ と突かれるたびに宙に浮く。
だが、バランスを崩して転ぶことはない。壁についた手と、後ろからしっかりと支えてくれるダイラーのせいで。
ズチュンッズチュンッズチュンッズチュンッ!
パチュンッ! パチュンッ! パチュンッ! パチュンッ!
「あ、あ”ぅ んぐ、っ、っ、っ、っ……っ…… は、っ……っ……ん……っ……っ〜〜〜〜……っ」
「口、開ける、チロ、ほら……声……」
「あ” お”……っ ん、ぐぅ」
口の中に指を入れられて、唾液がだらだらと零れてくる。ダイラーは僕の全身を揉みしだいていた時と同じ手つきで、舌や歯を撫であげる。
「あ”ーー…… は、あーーーー…… あひ…… っ!? お”」
「チロ、メスクサ…… はーーーー…… っはーーーー……」
「お、お前の方が、くっしゃいんらよ”ぉ…… っほぉ…… ほ、ぉ”……」
「ハイ、しかし、チロは、それが好き……ワタシ、知ってる……」
ずちゅ…… ずちゅ…… ぬちゅっ ぬちゅっ ぬちゅっ ぬちゅっ
下も上も、粘度の高い音が交互に鳴り響く。ダイラーの言葉に首を振れば、彼は壁に引っ付いている僕の上半身を抱き寄せた。
むわ…… と香る雄の匂い…… むわ…… むわ…… 目が回りそうな、ひどい匂いだ…… むわ…… 濃ぉ……
「っ………… うう…… あ…… あぁあ…… くさ……っ おしゅくしゃ……」
「チロ、ほら、ワタシ言った通り……」
「え、あぇ…… ひ、ひぅ、ちがう、やだ、嗅がせんな あ、あぅ……ダイラー…… ひがうよぉ…… あ……っあっ、あ、くぅ…… ふーー…… ふーー…… くっさぁ……」
「じゃあ、チロ、ワタシの匂い嫌い? ワタシの匂いで……メスイキ、しない?」
「し、しないぃ…… っふーー…… っふーー…… するわけないぃ…… っふぅ…… っふぅ……」
――――あぁあ〜〜〜〜…… 雄臭い…… 何食べたらこんな、全身我慢汁みたいな、生臭くてエッロい匂いになるんだよ…… はあぁ…… そのくせ、何か甘い感じもして…… 絶対に良い匂いではないんだ、清潔感のかけらもない、こってりドロッとした匂い…… 脂っぽくて、べたべたするし、くっさいんだよぉ……っ
「ふぅ…… ん、ふぅ…… ダイラー…… ふぅ…… ん、ふぅ…… すぅ…… フーーッ……」
「ワタシも、チロ、嗅ぐ…… フーーーーッ…… フーーーーッ…… っはぁああメスクサ……メスクサ、メスクサ、メスクサ…… 」
「うるさいっ くさく、ない…… 僕は、くさくないぃ…… うう……ふーーーーっ ふーーーー…… っはあ、はあ、ダイラー…… い、イキそうぅ…… ん”〜〜〜〜……っ」
ダイラーの匂いは鼻じゃなくて、下腹部に響いてくるのだ。ズンズンと押し広げられるような、奥をかき乱されているような…… けして、触られているわけではないのに、そんな気になってしまうのだ――――ん? 触られていない?
「あ、あ、ちんぽ、いつのまに、抜けてる……っ、ダイラー、あ、あ、うそ、うそぉ……」
「やはり、チロ、ワタシの匂いだけで……ふふ……」
「そんなっ、そんなっ あ、お”っ!? ちょ、急に入れんなっあっあっあ”っ突くな”ぁ〜〜〜〜っだめだめお”ぅっお”っイグイグッ イッグ イッグ イッグ イグゥ〜〜〜〜っうう”っくさいっくさいっあっあっイグ〜〜〜〜……イグゥ〜〜〜〜〜イッ……グ……ぅ……ぅんん”ぅっ」
「ぐ……っ っはあ、ワタシも……っはあ、チロ、メスクサで、っぐ……っう、出しマス……っ」
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!
ビュルルルルルルルルルッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! ドプッ…… ドプッ…… ドプッ……
「お”…… あ、ん”ぉ”おお”……」
匂いにばかり気を取られていたが、そもそもちんぽがでかすぎる。ドクドクと脈打って、終わる気配のない射精。壁にめり込むんじゃないかというくらい、力いっぱい押し付けられる。
「っふ……はあ…… チロ…… フーーーーッ…… フーーーーッ……」
「も、もう、嗅いでばっか……やめろってぇ……んぁああ……あひぃい……んひぃいい……」
「っはあ…… チロ、どれだけメスクサか……チロ、わかってないデス…… わかって、もらいマス……」
「へぁ、あ、ちょっと、ひぎぃ ハメたまま動くな”ぁっ あっあぁあ”ぁああイったばっか! イ……イッ……っぐぅうう」
「メスクサ……」
ぎゅーーっ どっくんどっくん きゅうううっ びっくんびっくん なんだこれは、本当に僕のおなかか? 彼のちんぽを締め付けて震えて、恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい。羞恥を感じるほど、背中の汗と腹の中のうねりが激しくなってしまう。
抑えきれない感覚が全身に伝わってくるころ、僕は再びベッドに押し倒された。明日は立ち上がれないだろう、すでに膝に力が入らず、股をパカッと開いたままどうすることもできない。
「う、うう……っ いやだ、あせくさい、ベッドくさい、ばかになる…… あ、あぅ、んぅうう
昨晩、ここで行われた時の匂いがそのまま残っている。沢山突かれて、声が枯れるまで弄りまわされて、噴水みたいに大量に……噴き上げてしまって……っ
「っはあ、はあ、んぅ、ん、ダイラー…… か、壁でいい、もう一回だっこして、立たせてよ、立ったまましようよぉ…… ベッド、ほんと、くさいの、昨日ので、くさくて、汚いってば……っ」
「いいえ、よぉく、嗅いで……」
「ん”ん”っ」
――――〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ くっ……さ…… なにこれっ く……っさぁ……!?
シーツに顔を押しつけられた瞬間、彼のオス臭い香りと、そして……うそ、これって僕の匂いなのか!? そんなわけがない、僕は普通の男だ、こんな甘ったるくて、媚びるような、胸焼けがする、濃い、濃い、濃い、濃ぉい匂い……っ 僕から出ているはずがないっ
「っ……〜〜〜〜っはあ、はあ……くさいぃ……これが……め、メス、くさ……っ!?」
「ハイ…… チロは、いつも、とてもメスクサ…… ワタシ、興奮、理由……わかった……な?」
「あ、あ、ぼ、僕、こんな、こんな……っいやらしい、匂い……あぁっ!?」
ズッ……ちゅん! ズチュッ…… パンッ……パンッ……パンッパンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ!
「ッフーーーー…… 今日は、チロ、ワタシの匂いと、自分のメスクサを、嗅ぎながら……いっぱい、いっぱい、もっとメスクサに、なりましょう……」
***
「それではモーニングニュース、最初のトピックはこちら! 昨日も大活躍でした、ブラックシャークスのダイラー選手!」
昨夜からつけっぱなしのテレビが、あっ そうか、もう一日経つんだ、あっ あっ お”っ お”っ ちんぽっ 僕らはまだ夜のままっ ちんぽっ ちんぽハマったままっ 部屋中すごい匂いでっ 朝のニュースなんてまだ読まないでっ 明るくしないでっ ぐしょぐしょのシーツ見ないでっ ダイラーの形のままぱっくり開いちゃった僕のおしり見ないでっ
「見事なサヨナラホームラン! その後のヒーローインタビューでも」
「フーーーーッ…… フーーーーッ…… っはあ、はあ……チロ、チロ、チロ……ッ」
「んぎぃ お”っほぉ あ”へぇえ”! あへぇえ”! あっ”あ”っあっあ”っあ”ーーーーっ イッグゥ イッグ イッグ あぁああっまたっまたっ漏れう”! 漏れう”ぅうう”っ」
プシャッ! プシャッ! プシャァアアアッ!
「『チロはメスクサ。昨日も、メス潮……大変、スプラッシュで……』」
プシャァアアッ! プシッ プシッ パンッパンッパンッパンッ パンッパンッパンッパンッ
「ううっ ん”ぁあ! あ”〜〜〜〜……っやだ、ぃやだ、また、濡れて、くさくなる”ぅ……っ」
「チロ、ベッド、びしゃびしゃ…… ノアの洪水?」
「あひぃっ あひぃ ひぃ ひぃ お”……っ お”……っ ひ…… ひぃっひぃ…… ふぅ…… ふぅ…… 世界滅んじゃうぅう”っ」
壁にめり込みそうなのを回避したのに、結局はベッドに飲み込まれてしまった。
ダイラーにされるがまま体勢を変えられたが、今はうつ伏せだ。
自分の、いやらしい……メスくさい……匂いをさんざん嗅がされて、激しくバウンドするシーツの上。叩きこまれるダイラーのちんぽは、もう何時間も勃起したまま収まる気配がない。
「っはひーーーー…… っふぅ…… くっさい…… ダイラーも、ぼ、僕も……うう、くしゃいぃい……」
「ッフ ッフ ッフ ッフ フーーーーッ…… っはあ、あ”ーーーー…… あ”ーーーー…… チロ、あ”ーーーー……また、出しマス……」
「ん”! ぐ! お”、お、お、お”ぉ”〜〜〜〜…… お”ーーーー…… お”ーーーー……」
ズパンッ! ズパンッ! ズパンッ! ズパンッ!
ビュルルルルルルルルルッ! ズパンッ! ズパンッ! ビュルルルルルルルルルッ!
「いやぁ、相変わらず愛妻家のダイラー選手。いつか奥さまにも、始球式ならぬシコ式に出ていただきたいですね」
「ははは、きっとこう言われますよ。”ワタシの妻、狙ってイルカ?”」
「ちょっと洒落にならない怖さですねえ。つづいてはお天気コーナー、”おまんこハメるや、毎日ハレルヤ”です!」
ズパンッ! ズパンッ! ズパンッ! ズパンッ!
どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ!
パァンッ! パァン! パァン! パァン!
「あう” あう” っふぅ”ううう”〜〜〜〜っ っふぅうう”うう〜〜〜〜っ」
パンッパンッ パンッパンッ プシャッ! プシャァアア!
ビュルルルルルルルルルッ! ドプッ…… ビューーーーッ ドプッ……ドプッ……
わざわざ触って確かめなくても分かる。腰から太ももにかけて、ドロッドロのべったべた、ぬるついた肌には、ダイラーの陰毛が何本か引っ付いているにちがいない。
硬い毛でくすぐられるだけで、僕は潮を吹いてしまう。うつ伏せだから、吹いた傍からベッドに染み込んでいく。
ぐっしょり濡れて色の変わったシーツ。何度も買い換えないといけないのは、足枷だけではない。
文句を言っても、「ワタシ、年棒、もっとガンバル、大丈夫」としか返ってこないので、もう諦めているが。
「も…… むり…… ダイラー…… も…… おまえ、の、体力と…… っはあーーーー いっしょに、すんな…… っはーーーー はあぁあーーーー……」
息も絶え絶え、浜辺で喘ぐフグのように寝そべっていると、後頭部を掴まれ、シーツの匂いを嗅がされる。
「っ…… っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
――――もうわかったよ、僕がメスくさいのはぁ……っ
「どうデス? ね、チロ……」
「う、うう、メスくさい、よぉ……僕は、メスくさだよぉ……っ」
分かったからもう勘弁して。朝のニュースだって終わろうとしているのだ。「それでは元気にイッてらっしゃい」ほら、世間はもう、ベッドに居ていい時間ではないのだ。
「メスクサ……でしょう? そう、チロはメスクサなのデス……とっても、メスクサ……ワタシ……ッフーーーーッ フーーーーッ ペニスが、イライラ……ッ」
「へ、ぇ……!? あ……っ あ……っ」
「チロ 」
「んぁあ”ぁぁあああ”〜〜〜〜っ」
もう許してくれ、と涙を見せつけて懇願したいのに、うつ伏せになっている僕の涙は、すべてシーツに吸い取られてしまうのだった。
プシャァアアアアッ!