「元就…私ね…ずっと前から元就のことが好きだったの!!」





ーーーーー何ぞ!!何ぞ、この手紙は!!


長曽我部から七恵の手紙を受けとって開いてみると、このようなことが…



七恵…可愛すぎるではないか!!!

手紙で自分の想いを伝えるというところが何とも言えないほどに……
い、いかん!
我としたことがついつい浮かれてしまった…




「毛利ぃ!!どうだ!内容はなんて書いてあったんだ?」



やけにニヤニヤしながら長曽我部は我に問いてくる…

もしや……



「貴様…手紙の中を見たのか?」


「い、いや!!見てないって!!」



動揺しているのが目に見えてわかる…


こやつ、やはり…


「問答無用!!焼け焦げよ!!」


「い、いや…落ち着けって!!これは……うぎゃぁぁぁーーーー」





フン…やはり、こやつは信用できぬな…



それより…ついに七恵と結ばれる日が来るのだな…




『元就!!お弁当、作ってきたよ!』


『元就!!一緒に帰ろ!』



このような夢のような日々が待っているのだな…


想像しただけでもニヤニヤしてしまうな……





「何してるの?元就…」



パッと後ろを見てみれば七恵がいた。



「貴様には関係ない…」


「またまた〜冷たいなぁ、元就は」


「…フンッ」


また始まったと言わんばかりに七恵は苦笑した




「そんなことより、七恵…貴様、この手紙のことだが…」


「手紙?」



我は手紙を七恵に渡した。
七恵は手紙を何度も読み返していた。





「き、貴様が良ければ…我は別に…付き合ってやらんこともない…」



七恵は手紙から目を離し目を丸くして我の顔を見てきた…



「も、元就…」


若干、我から距離を置いて七恵は言葉を発した。

何故だ?



「私、こんな手紙…書いてないよ…」



は!?



「い、今なんと申した!?」


「え?だから…こんな手紙書いてないよ…誰か違う人のじゃない?元就、モテるしさ…じゃあ、私行くね!」


「ま、待て・・・!」



そういって七恵は去っていった


まさかあれは偽物だったというのか…






先程、倒したはずの長曽我部が申し訳なさそうに我の肩を叩いてきた




「……毛利…それは俺と伊達で考えたお前を騙すものであって…」


「長曽我部…貴様ぁ!!騙したな!!」


こやつは、やはり我の妨げとなる!!

我は制服から爆破スイッチを取り出した。



「も、毛利!!お前…俺を爆……」



ポチッ…


バコーン!!!バキッ…バキ





窓の外を見れば長曽我部のバイクがある辺りから煙と真っ赤に燃え上がる炎が見えた

成功か…





「お、俺のバイクがぁぁぁぁ!!!!!」







ブレイカー



大変遅れました!!
申し訳ないです!!


出すのが遅かったわりに、こんな駄文になってしまいました…


それから、オチがひどいことになってしまいました。






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