夢見てソットヴォーチェ 後書き
2021/12/04 01:06

ゼルダがちょっと苦手だった、という主人公のエピソードは、私自身の話でもあります。
主人公のように、悩みをサクッと割り切れるような、そんな出来た人間だからという訳では、もちろんありません(笑)
どちらかと言えば共感する方で、彼女と一緒に気分が落ち込んでしまって、回想シーンを見るたび悲しくなるタイプでした。
リーバルのトルネード会得ムービーも、「私の努力って、やっぱり全然足りないんだ。足りないから駄目なんだ」と現実を突きつけられる感じがして、最初はちょっぴり辛かったです。

たゆまず絶えず努力を重ね、突き詰めた先でこそ、厳しい状況を打開し、素晴らしい成果を上げることができる。
成果を上げている人の努力は、本当に途方もないほどの量で、そう簡単には追いつけない。
追いつきたいなら、それと同じよりもっと多く、相応の覚悟を決めて努力しなければいけない。
要は、「それ、分かっちゃいるけど、現実を突きつけないでよ!」と、思っていたわけです。

今では、ゼルダもリーバルも他のキャラも、皆 大好きですし、全ムービーを全ヶ国語で繰り返し観まくっているんですが、やはり最初の頃は、私もちょっぴり卑屈でした。
何より、この努力家二人の姿を見るたび、ちょっとここらで休憩やめて、私も頑張ってこようかな、と思えるのが、彼らの素敵なところですよね。

では、また次回、お楽しみに。



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