永遠どころか一秒後さえ不安な二人。何をもって絆というの。ここには何もない。
永遠どころか、今この瞬間さえない二人。恋じゃない、愛じゃない、ならこの執着は何? 殺意じゃなきゃ、ならない。
いつか終わる人の身と、永遠にも近しいひと。なくすのも、おいてくのも、怖い。
始まってすらない。だから了れない。だから誰より永遠に近しい。一から十まで今更なんです。
永遠など信じてもみない。二人、共にある今この時だけがリアル。
永遠はここにある。気づいたからもう大丈夫。二人、歩いてゆける。
永遠などあるはずもない。そんなのは神さまにゆるされない。これが罪と罰。
永遠を共にゆこう。あなたはここにいる。
この思いすら永遠ではないことを知っている。会えない時間の方がずっと長い。それでも、求めてしまったんだ。
永遠なんかじゃなくていい。けど、この瞬間の思いだけは誰にも何も言わせない。
瞬きにも満たぬ一瞬の永劫を、それでも後生大事にこの胸に抱いている。
永遠を信じていた。いつかうしなう日が来ることを、知らないでいた。
永遠を信じたかった。己を欺くことなどできはしないのに。
あなたはいつだって私に永遠をくれるひと。
永遠の先であなたに会える。
永遠なんて信じたことはない。ただ、共にあるものと思っていただけ。
(たまに増えます)