人、ひと、ヒト
不快を感じさせてしまったら、 ごめんなさい。
何故ヒトを殺してはいけないのか。 こんな質問をする人がネットに溢れかえる世の中。
質問に対して人はなんと答える? 法律で定められているから。 質問者はそんなこと聞いてないのに。
答えを言わない者もいた。 こんな質問不快でしかない、と。 答えを言わないのは、 こたえを持っていないのか、 答えを言えないだけなのか、 質問の意図を汲み取れてないのか。
それを見ていた傍観者。 傍観者はこう説いた。 質問者も回答者も知能が低い、猿と同じ。 そう説くならば、 あなたもきっと同じだろうに。
この状況をどう思いますか、 と、たずねる人もいた。 この人は 一体なにを求めているのだろうか。
ああ、本当に馬鹿らしい、 と返して欲しいのか、 それとも、 馬鹿らしいとは何事だ、 と論して欲しいのか。
なにも解決されないまま、 自らの欲した回答を得たことにより、 解決されたと錯覚する人々。
誰も解答は持っていないのに、 自らの回答を解答だと信じ込む。
みなが違う意見を持っているのに、 違う意見を解答とはみなさない。
あなたはどうだろうか。
何故ヒトを殺してはいけないのか、 という質問に、 あなたはこたえられるだろうか。
答えが欲しいわけではない。 応えて欲しいだけなのだ。
誰かはきっと私を笑う。 誰かはきっとあざ笑う。 こんな私を馬鹿だと笑う。
眠れない夜はそれでも続く。
2014/02/25 09:45
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