小説 | ナノ



好きで、好きでどうしようもなくて…。


離したくなくて大切な人をどうして忘れてしまったんだろう。

気がつくと俺は病院のベットの上だった。


心配そうに真田が見てる。

真「大丈夫か幸村?いきなり倒れていたから心配したぞ」


そういった真田の顔は青白かった。

頭がズキズキする。


強く打ったみたいだ。

ノックの音が聞こえる。


知らない娘がいる…。

「君は誰だい?」

女の子は悲しそうな顔をして笑った。


蓮「名前…」

静かに涙を流す君を綺麗だと思った。