小説 | ナノ



あたしは立海3年B組苗字名前。

普通の女の子なんだけどみんなとは少し違う。


足が悪いというか小さい頃交通事故で一生消えない傷が出来た。

それのせいで少し歩きにくい。

走るのもダメ。


運動なんてもちろん無理。

このことを知っているのは幼なじみがいるテニス部Rと親友の志杞。

蓮「名前、次は移動教室だったな?」

蓮二はあたしの足のことを気にして昔からそばにいてくれる。


クラス遠いのに…。

毎日来てくれる。

登下校も毎日一緒。

蓮二は俺のせいだって言ってた。


蓮二が悪いわけじゃない…って言ったらそばにいて守れなかった俺が悪いって言ったからなにも言えなくなった。

昔にした蓮二との約束。


[俺がお前を守ってやる。だから俺のそばにいろ]

ねぇ…守ってくれる約束はいつまで有効?

あたしは昔から蓮二が好きなの。

「ごめんね。蓮二、ありがと」


蓮「名前謝らなくていい。俺がそばにいるだけだ」

かっこよくて、スポーツ万能で頭がいい蓮二。



それがあたしの好きな人。



だからそばにいたいの。
告白だなんてしたくない。
まだあなたの、蓮二のそばにいたいから。