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BLノベルコンクール出展作品












「ずっと走ってろ」

頬の衝撃と共に、そう言われた瞬間の…凍りつくような空気を覚えている。
殴られた痛みに耐えながら、俺は部活動中ずっと剣道場の周りを走っていた。
学園でも部員数の多い、強豪の剣道部の中であって。

あの人は鬼の部長だった。




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