決戦後
決戦後マルコ独白
いつか、人は死ぬ。
そんなことは分かってた。
分かってたけれど、
俺はいつまでたっても親父と兄弟の死を受け入れられねぇ。
耳を風と共に過ぎてゆく潮音。
沢山、馬鹿騒ぎして、
沢山、酒を酌み交わして、
多くの死地を共に駆け抜けた日々。
どこまでも自由に・・・
親父。
なぁ、エース。
遺志は必ず継ぐ。
あの頂上決戦から引き起こされた、世界の混乱を治めなきゃならねぇよい。
必ず白髭海賊団は再興して盛り返してやる。
少し時間くれよい。
見ててくれ。
泣いて、少し酒飲んだら、またいつもの俺で歩き出すから。
END
<後書>
逆行とは関係ないマルコの決戦後の独白でした。
本館に眠っていたのを移動しました。
◇