(プール)
ジリジリ暑い日差しに耐え兼ねて、市丸と日番谷は現世のプールに遊びに来ていた。たまたま二人一緒の非番だったのだ。
現世の夏休みであるこの時期、定番のレジャーであるプールはわいわいと賑わっていた。
遊びに来たのはいいのだが、更衣室から出てみて日番谷と顔を合わせると…。
「ひ、日番谷はん…?何で女の子用…」
「…ッ!仕方ねえだろっ!お前が昨日胸に痕残すから!!」
日番谷は途端に顔を赤くして言う。
昨夜身体を重ねた痕が、日番谷の小さな胸にはたくさん残っていた。男子用の水着ではそれをうまく隠せない…というわけで、副官の調達して来たワンピース型の紺の水着を着ることにしたのだった。
恥ずかしい…。そう思いながら、水着のすそを引っ張ってうつむく日番谷に、市丸はいろいろヤバかった。今すぐにそこの更衣室に連れ込んで、そのいわゆる女子用のスクール水着を脱がしてしまいたい衝動にかられていた。
「ほんま…目の毒やわ」
「めめめ目の毒ってなんだよ!いくらキモいからってそれは無いだろ馬鹿ー!」
「いやそういう意味ちゃうって!」
赤い顔をして怒る日番谷に、急いで言葉の訂正をする。最愛のこの恋人が、気持ち悪いわけないではないか。
目に毒ではなく。正確には股間に毒、なのだ。
「そんなに気持ち悪いなら、帰る…」
気持ち悪いのは自分でも分かってたよ。だけどこれ着ないとプール行けないし、せっかく楽しみにしてたのに行かないなんて嫌だったから…。
なんてブツブツ言いながら、日番谷は涙目だった。
「やば…」
市丸の声が漏れると同時に日番谷の身体は宙に浮いた。市丸の足が向かう先はシャワー室。みんな泳ぎにいっていて誰一人としていない。
「ちょ…っ!何すんだよ降ろせっ」
「いやや!そんな可愛えカッコしとる君が悪いんやでっ」
ズカズカと奥まで歩いて行って、角の個室のカーテンをシャッと開く。日番谷とともにその身体を中に押し込んだ。
「さ、日番谷はん!たっぷり楽しませてや〜」
「や、何!?ちょっ…やだ!脱がすなぁぁああ!!」
シャワー室いっぱいに日番谷の叫び声がこだました。
尸魂界に帰る頃には、日番谷の身体の痕は倍に増えていたそうな。
END
スク水祭ばんざぁぁぁい\(^O^)人(^O^)/
ってこのテンションで書いたのでかなりぐっだぐだな文ですみません!
あとせっかくのスク水活かせなくてすいません!
萌えは他の皆さんの作品に期待です(*^V^*)
2009.7.27