04

「あの、今日はありがとうございました!」

「礼を言うのは此方の方じゃん?」

「またななまえ」

「ま、色々頑張んな!」

「はい!カンクロウさん我愛羅、テマリさんお世話になりました」


ペコッとお辞儀する。
特にテマリさんにはお世話になった。


「じゃ、そろそろ帰るか」

「う、うん///」


木の葉への帰り道、2人の影が砂に伸びる。私たぶん顔赤いよ。…心なしかシカマルの顔も赤い。きっと夕日のせいなんだね。


「真っ赤な夕日だね。」

「そうだな」

「シカマルの頬も夕日みたい♪」

「Σっこ、これは!!!」

「なっ何焦ってるの?夕日の反射で赤いんでしょ?」

「!そ、そうだな……」


互いの想い知るのはテマリのみ。
2人の恋はこれから……


(あれ?やっぱり赤い?)

(夕陽のせ・い・だ!)

(もう、真っ暗だよ?)



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