それぞれの生きる道


「“諦めないで。いつも前を見て、仲間を大切に。自分の言葉は曲げない人になって”ってよ、誰かに言われた気がするんだ。だからよ、自分の言葉は曲げねぇっつーのを俺の忍道にした。…シカマル。笑うか?なんかうまく言えないが、大切なことをある人に教わった気がする。その、ある人が俺は大切だった。」

「…、笑わねーよ。めんどくせー……俺も同じだ、」
    

その誰かが俺もシカマルも確かにあるのに思い出せない。よく笑ってよく心配された気がする。大切な人。
シカマルと向かった先は何故か木の葉の外れの森。見上げる空は何処までも澄み切っていてこの空は何処まで続いてんだろうな?なんて、柄にでもないことを考える。



儚く消えたうたかたの夢は
記憶にはなくても心の中に生きている


私は言ったことは、曲げない…!!


言ったことは、曲げねぇ。…それが俺の忍道だ!!






*ひとりで  end


あとがき

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泣いて喜びます。



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