ばいばい、叶うことなら私のことを忘れないで


私は私の生まれ育った世界が嫌いだった。だけど、ナルト達の生き様を目の前でみて頑張ろうと思ったの。私は私の世界で生きることが大切だって、
ナルトにはナルトの、私には私の生きていく世界があるんだって。辛いことも悲しいことも諦めちゃいけないんだって。


チャクラを持たぬ私には元々気配はない。ナルトが寝静まったのを確認してそっと家をでた。向かったそこは私がこの世界に来た森。月光に照らされてそこ場所だけが特別みたいに写る。


(ナルト…ばいばい、)

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