俺の名前は紀田正臣だ。

そして…
今日はこのっ、
クールでイケてる俺の誕生日だ!!

……って事で、
何時もよりテンションがハンパナイ俺は、
1番会いたいマイハニーに会うために登校中。

「正臣?
なんで朝から無駄にテンション高いの?」

スキップしながらハイテンションで登校していた俺の後ろから声がする

その声を聞き更にテンションが上がる

「帝人っ!!」

「声大きい、煩いよ
近所にも迷惑だし僕にも迷惑だよ」

相変わらずさらりと酷いことを言う…
ま、そんな所も大好きなんだけどな、

そんな事より…

「帝人、俺に言いたい事ない??」

「え?、ああ、おはよう。」

違う…

違うだろっ帝人!!
そこは、『誕生日おめでとう正臣』と笑顔で言う所だろぅっ!!

「…他には?」

「は? 他?
えーと…今日、天気良いね?」

クソ…っ
なんてこった…
恋人の誕生日を忘れるなんて…ッ
帝人めっ…
俺のハイテンションを返せっ

「はぁ、もういい…」

「えっ!? 何なの??
ため息つかないでよっ」

「気にすんな気にすんな」

「自分で振っといて!?」

まあ帝人のツッコミはスルーする事にして…、

「正臣…」

「え、なに??」

深刻な顔で携帯の画面を出される。
携帯の画面は待受で、変わったところは特にないが……

「もうすぐ本鈴なるよ……」

「・・・」

「・・・」

「…急げっ!!」

俺は帝人の手を握ると駆け出した

「えっ、走るのっ!?」

「じゃないと間に合わないだろっ」

「えぇ〜ッ」










――――――――――――――――





「帝人〜
一緒に帰ろうぜー」

ギリギリ間に合った俺達は担任に怒られる事も無く、無事に今日の学校生活を過ごした。

「あ、ごめん正臣
今日は委員会あるから、」

「そうか、」

「本当にごめんっ じゃあね、」

教室から出ていく帝人を目で追った、
結局、言ってくれなかったなぁ…

あきらめたの悪い俺は委員会が終わるまで校内をうろうろする事にした。


数時間後、また帝人のクラスを通る、



「……おっ? 帝人??
委員会終わったのか?」

「正臣、まだ帰ってなかったんだ…」


一瞬驚いた顔をしたがすぐににっこりと笑う帝人、
やっぱり可愛いなあ……

だから今日が俺の誕生日だって忘れていた事も、許してやろう。

そして帝人の誕生日の時は……

「正臣」

「ん? なになに?
帝人がこんな所で甘えるなんて…♪」

急に抱き着いてきた帝人を抱き締め返しながらケラケラと笑う

「……正臣」

「なんだよさっきから俺の名前ばっか読…んっ…!?」

「……うるさいよ…」

まさか帝人からキスされる日が来ようとは…
嬉しいな…
嬉しいけど急過ぎだ。
嬉しいのに声が出せないし
顔が赤くなってるし…。

でも、帝人も真っ赤になってるから良いか、

「…正臣、誕生日おめでとう…
これ…あげる………」

渡されたのは帝人の上着のポケットに入ってたらしいその微妙なマスコットがついたキーホルダー。

「誕生日パーティーとか…
してあげたかったんだけどさ、
人…集まらなくって…
それで僕のアパートでサプライズパーティーみたいのしようと思ったんだけど…
委員会が……
だからさっき渡そうか悩んだけど…
やっぱりしたくて、誕生日パーティーとか、
でも、今日は無理…ぽいからプレゼントだげでも…って…」

「…ちゃんと覚えてたんだな
俺の誕生日…」

「……当たり前だよ、
僕は正臣の恋人なんだよ…?」

「帝人大好きだあっ!!!」

「ぅわっ///」




*HappyBirthday!!



*****************************

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。


もう色々とすみませんでしたぁあああああ…っ

誰か私に文章力を分けてはもらえないでしょうか?





これ……ちゃんと正臣の誕生日の時に書いたんですよ??





「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -