夏休み後半、もちろんの事俺は宿題を全くやっておらす…
「あー…、もう無理。頭パンクするー。」
「正臣がこんなギリギリまで宿題に手ェつけないのが悪ぃんだろ?
手伝ってやってんだからさっさと終わらせろよ」
宿題は無理だと確信した俺は即千景に電話し今に至る。
千景は俺の宿題と教科書を見合いっこしながら頑張ってやってくれているのだが………
さっきから全くページが進んでいない。
無茶苦茶スローペース。
「………千景さぁ、ページ変わってなくない?」
「………気のせい気のせい。」
「………」
「……んだよ、俺は頭悪ぃんだよっ。」
うん、千景が頭良いとか全く思ってない。
きっとバカなんだろうとは思っていた。
けど………
「俺よりバカだったとは…」
「喧嘩売ってんのか?」
「すみませんでした。」
こっちを睨んできた、さすがTO羅丸の総長。
なんとも言えない圧力を感じた。
けど……、けど宿題を必死にやってくれている千景って
なんか可愛い…、って言ったらきっと殴られるんじゃないだろうか、
でも千景が可愛いのは本当だしな。
はっきりいって「可愛い」って言ったら千景がどんな反応をするかとか気になってたりする。
「………おい、正臣も早くやれよ…」
「あ、うん。」
ぼーとしてしまった。
千景に言われてまた宿題とにらみっこ。
「………千景、」
「………んだよ」
「ペンが動かない。」
「………」
うゎ、無茶苦茶嫌そうな顔してる!
超冷たい目でこっち見てる!
「……何その表情、そんな嫌そうな顔しなくて良いじゃん」
「正臣が訳わかんねぇ事言うからだろ。」
「………だって…、」
「……」
俺がうつ向くと千景は不思議そうにこちらを見てる。
「…俺…、千景の事で頭一杯で……好きすぎて………
ごめん、気持ち悪いよね…?」
あ、今のセリフは流石にちょっとキモいな…
言い終わった後にそう思いながらて顔を上げる。
と、手のひらで口をおおいながら赤面する千景がいた。
なにその反応!
可愛過ぎるにも程がある!
てか…、そんな反応されたら……
あ、ヤバ我慢出来ないかも…
「……千景」
「……??、ま、さおみ…?
えっ、ちょ……っ///」
俺は千景を押し倒しすと千景を見つめる。
「……キスしていいよね?」
返事は聞かずに千景にキスをするけど抵抗をしないところをみると嫌では無いらしい。
口の隙間から舌を入れて千景の舌と絡めていくとくちゅくちゅと湿った音が部屋に響いた。
「っ、あ……ふぅ…、…っん///」
…千景ってこうやって酸素奪い合うようなキスが苦手だったりするんだよね、
今ももう既に息上がってるし、
千景の可愛い声をもっと聴きたいけど俺も苦しくなってきたから一旦口を離す。
透明な糸が張ってプツンと切れた。
口が離れておもいっきり深呼吸をする千景を俺はじっ、と見つめる。
じっ、と見つめてると目をきょろきょろと忙しなく動く、
きっと恥ずかしいんだろうななんて思いながら千景の反応を見る。
「………何だ…よ…?///」
見つめられるのに耐えきれなくなったのか顔真っ赤にした千景がそんな事を言う。
その問いに俺は率直に今思っている事を言うことにしよう。
俺は千景ににっこりと笑ってみせると
「そんなのさ、千景が可愛いからにきまってんでしょ?
だからさ……―――」
*勉強なんて口実でしょ?
(千景が居るのに勉強なんてするわけないって。)
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はい、正臣は最初っから真面目に宿題をやる気は無かったりするよ!WW
途中からワケわからなくなった。
まあ、つまり
やけくそですね!!←
勢いと妄想で頑張った作品
そしてこれを書いたのが夏休み最後の1週間って言うね!
馬鹿だろ自分!!
宿題やれよ!!
馬鹿なんですよね…
あーあ。
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