昔と今(雪柔)
※雪男が祓魔師の塾に生き始めた時に柔造も塾の生徒だった設定です

↓久しぶりに会った雪男と柔造↓


「大きぃなったなぁ」

雪男をまじまじと見て言う柔造、心なしか上目遣いに見える。
まあ、雪男の方が身長は高いので現に上目遣いに近い状態にはなっていた。

「もう高校生ですしね、身長も伸びますよ」

「まぁ、そうやんなぁ……」

ふと未だにまじまじと見てくる柔造の眉間に皺か寄ってる事に気が付く。

「……どうかしました?」

「いや…何か悔しいなぁって…」

こぉんなちっさかったんに。
そう言いながら片手で表す。

確かに柔造と初めて会ったときはまだまだ小さな子供だった。

あの時は自分にも同じ歳の弟が居るからとよく気にかけてくれていた。

そう考えればあんなに大きかった柔造も今では2センチではあるが雪男の方が高い。
見上げていた人に見上げられている。


「何だか柔造さんが小さくなったみたい」

「何言ってん、お前が伸びすぎなんや」

ポツリと呟いただけのそれを聞き取った柔造がそう言って昔自分にしてくれた笑顔をした。

昔はかっこいいと思っていた笑顔。

なのに何故か今は可愛いと思ってしまった。


「…――反則です。」




*今と昔



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雪柔って書いてる人いるんでしょうか?

微妙になっちゃいましたしね、
でも結構楽しく書かせてもらいました、あははは。
関わり合いが無いから色々いじれたりしてね、
これはこれでアリかもみたいなwうふふふ←




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