そんなところ大好き(金柔)
「ん、おったおった」
エコだか何だか知らへんけどエアコンをつけさせてくれへん親のせいで今にも意識ぶっ飛ぶんちゃうか思うほど蒸し暑い夏の昼、
まだ涼しい縁側で両足出して寝転んでると上から柔兄の声がした。
「わぁー、柔兄やぁ、今日もかっこぇなぁ」
反射的に起き上がってにへらーて笑うてそう言うたら
「お前なぁ、」
って苦笑いしながら俺の横に座った。
ガサゴソと持っとった袋を探る柔兄をぼけーと見とるとアイスを取り出して俺の方に向いた。
「いるか?」
「いる」
断る理由何か全く無いから受け取ってアイスを口に含むとアイスの冷たさと甘さが広がる。
「っ冷た…」
上手いなぁて思っとったら柔兄の声が聞こえて何かと向けば、
柔兄がアイスを落としてた。
「あーあ、勿体な」
「…うーん、確かになぁ」
「……食べてええ?」
「…え?ちょっ、まっ…」
柔兄の言葉を待たずにぺろり、と落ちたアイスを舐めとるとびくっとする柔兄。
アイスは直ぐに溶けて甘ったるい液になって喉を通っていく。
気のせいなんやだうけどさっきのアイスより幾分甘く感じるそれにまだ取れてへんアイスを舐める。
「金造…、もうやめろ、」
さっきより少し赤みを帯びた柔兄の頬にドキリと一気に大きくなる心臓の音を知らん振りして柔兄の膝に股がると柔兄の手に自分の手を絡めた。
「金造重い。どけ。」
「嫌や」
いかにも嫌な顔する柔兄
「柔兄、俺柔兄のおかげてムラムラしてきてん。」
「それ真顔で言うことちゃうやろ。アホ造」
「柔兄相手してぇな?」
「!なっ、アホっ!何昼から盛ってんねん!?」
ぐっと密着したから当たった俺んに多少焦りを見せる柔兄がやけに可愛く見えてしゃーない。
「俺若いから、なぁ、相手してぇや?」
そう耳元まで近付いて囁くように言うと、耳まで仄かに色づいていくんを横目に、次は「柔兄?」と名前だけ呼んだ。
「…っ、ちょっとだけやからな…」
「やったーv」
「ちょっとやからな!」
「分かってる分かってる」
嬉しくてニコニコ笑って柔兄を見とったら恥ずかしいんか顔を背けられた。
そんな恥ずかしくても最後は了承してくれる所はやっぱり柔兄やなーって思えた。
*そんなところ大好き
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………あは、あはははは…
もう、笑うしかないですよね←
どうして私が金柔書くとこうなるんだ…
何かこう、もっと…こう……えぇーと…こう、ほのぼの的な…?……何だろ…?
性的の逆?←←
何でてしょうか、
次金柔書くときはほのぼのさせたいです!切実に!