キスしましょ?(勝志摩)
「……なぁ、坊?」
暗記をしている俺を見ながら小首を傾げ志摩が声を掛けてきた。
「なんや」
そう言うて志摩の方向いたら。
嬉しそうに笑って
「5月23日ってキスの日やねんて、」
って……
「………は?」
「1日過ぎてもうたけど俺坊とキスしたい。」
駄目ですか?
上目遣いでそんなん言われて何やねんコイツ可愛すぎやろとかは決して思うてへん。
思うてへんけど……
「志摩。」
「何です?」
「俺と、キスしたいんか?」
「…っ、……はい…」
直接言われるとやっぱ恥ずかしいらしく少し目を泳がせた後、顔を赤くする志摩、
「ん、じゃあ目ぇ閉じ。」
「……え、ホンマにしてくれはるの?」
「そうや、だからはよう目ぇ閉じぃや?」
「…う、はい、」
志摩が目ぇ閉じたのを確認して自分のを合わせる。
合わせるだけのキスは直ぐに終わって、顔を離すと目を開けた志摩と目があった。
「…うへへ、」
志摩がだらしなく笑った。
「なんやねん…その笑い方」
「なんかもう嬉しゅうて、」
俺幸せです。
そう言うてホンマに嬉しそうにする志摩になんやこっちまで幸せな気分になった。
*キスしましょ?
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日記からもって来ました勝志摩☆
京都弁のムズさは異常だと思うんです。
管理人は心から勝志摩(志摩受けならなんでも)増える事を願っています。